CDTを歩くのをやめてから、ニューメキシコのCubaの街で図書館に入りのんびりした。
そこで見たThe National Geographicの品揃えにびっくりする。
なんと自分の誕生した月のものがあった。
1957年4月号。
書かれてる内容は今と変わらず、海外の地理的特集記事や動物を扱った記事などがある。
この背表紙は単に年月表示と「THE NATIONL GEOGRAPHIC MAGAZINE」になっている。
その背表紙に変化があったのが1960年からだとわかる。特集記事の内容が表示されだした。
そして1964年の10月の特集記事の中に東京オリンピックに関連して、東京が紹介されている。
Tokyo ,The Peaceful Explosion
東京についての説明の下り。
それを顕著に表す日常の写真。
このページで書かれてるとおり、100円の価値がアメリカドルで28セントの時代の話だ。だから、アメリカが日本から安く物を買えた時代。
母親達が外出する時もエプロンをつけてたのを思い出す。
これはモデルの衣装よりも見てる人達の衣装に目を奪われる。見てる人たちも着飾って来てたのだろう。
当時の道路の混雑ぶりと今は変わらないが、走ってる車と積んでる荷物が興味深い。箱根登山鉄道のバスがこんな混雑するところを走ってる。
こんな時代に東京オリンピックは開催された。
新しい東京オリンピックを通して海外の人は日本をどう捉えるのだろう?
今も昔も変わらず、ゴチャゴチャ感が東京の特徴なのかも知れない。
ちなみに、この図書館にあった古いNational Geographic
1929年の12月号だ。
誰にでも手にとって見れる図書館には、タイムマシンのように過去の世界の地理的冒険を感じるスペースがあった。