ポートランドは夜9時過ぎまで明るいので生活リズムが変になりそうだ。
6月6日(木)ローズガーデンを出てから、アリゾナでグランドキャニオンや、キャノン・ディ・シェイ、セドナに連れて行ってもらった友人と再会するために彼の家へ行った。
アリゾナのフラッグスタッフに住んでいた彼とは不思議な縁を感じる。
ポートランドに寄ってからグレーシャーに向かう予定をだいぶ前から立てていたのだが、なんと!彼はそのポートランドに今年の2月に引っ越した。
なので、今回の再会が成立したのだ。
その夜は一緒に近くの中華レストランに行く。
日本のつもりで、チャーハンとチキンのカレー味の2品を頼んだのが失敗。
量が多すぎた。
味はまずまず。
チキンをだいぶ残して退場だった。
反省は次回に役立てよう。
その後、夜なのにまだ明るい街の中をFred Meyer というスーパーに行く。
一度、トレイル用に必要なもののチェックをしておきたかった。
それにしても中が広い。
買い忘れして売り場に戻るなんてことをしてると、いつまでも買い物は終わらない気がする。
ここはインスタントパスタ系の売場。
何が何だかわからない。
これはグラノーラ系の売場。
シリアルなど含めると写真には収まらないくらいに広い。味の違いと大きさを頭の中で整理できない。
オートミール関係の売場。
価格も手頃だから、先に進んだらこの中からチョイスしてみようと思うが、この売場も味の違いやらで数が多い。
結局、何が何だかわからないまま歩きさまよった。
好きなワインの売場も見てみる。
全体的に価格は日本と同じか少し高め。
ここは高級ワイン。
手の届かない売場だ。
紙パックの小さな安いワインを購入してレジに進む。
セルフレジで登録したら、ワインが入っていたため、IDカードの確認だが、表示では従業員が確認に向かってるということだったが、いつまでも来ない。
ポートランドタイムを忘れてた。
ポートランド時間では、東京のようなジャスト・イン・タイムは成立しないようだ。のんびりと生きることを推奨してる気がする。
しばらくしてから女性が確認してくれて会計出来た。
ポートランドでの麻薬
彼の部屋に戻り、マリファナの話になった。
実はオレゴン州ではマリファナは合法だ。
買っても、吸っても、食べても処罰されない。食べてもというのはマリファナ入りクッキーもあるそうだ。
マリファナはタバコと同じように様々な種類が売られていて、味わいや感じる度合いも変わるらしい。
大きく分けて種類にはCBDとTHCに分かれる。
CBDは精神的に落ち着かせる作用を持ち医療用に使われてるが、高い高揚感を得るTHCはハイな気分を味わうために使われる。
どちらもPortlandの市内で買える。配達をしてくれるとも彼は言っていた。
州によって法律が違うというのも面白い。
その背景には、マリファナが1g10ドル以上で売られる高額品なため経済に与える影響も高いようだ。
大きな副作用としては喉の渇きが一番だ。
頭痛を抑える効果がある一方で、頭痛を引き起こす作用も見られる。
そんな彼に電子タバコのような道具でCBDを吸わせてもらったが、効果は良くわからなかった。
吸った味わいは香りの良い香草を吸ってる感じだった。ヤニ臭くないのがいい。
日本では犯罪になるのに、オレゴン州では犯罪にならないというのが不思議な感じもする。
残念ながら、日本へのお土産に買って帰れない。