前回、食料の中にマヨネーズを入れることが大変だとわかった。
少しでも持っていきたいという思いを持ちながら荷物をまとめた。
その前に、今回持っていくザックのお披露目だ。
アリゾナに行った時と同じように背面にトトロを描いた。アクリル絵の具を使って描いている。トトロというのはトレイル上での名前(トレイルネーム)だ。
アメリカのロングトレイル上では自らさげすんだ名前にしたり、楽しいトレイルネームをつけてもらったりして、そのトレイルネームで呼び合う。
ザックにはさらに、どこを歩いてる人なのかわかるようにCDT(コンティネンタル・ディバイド・トレイル)マークも描いた。
トレイル上ではところどころにこのマークが標識として置かれていて、これを探しながら歩く人がいる。
このザック以外に進む先の郵便局に送る荷物をまとめた。
その中はこんな感じになる。
なんとなくスキマもあるようだ!
ということで、スキマにマヨネーズを入れた。
たくさんは持てないから、これは何日か歩いた後のご褒美にすることにした。
次の郵便局にマヨネーズが待ってると思えば頑張れそうな気がする。
単純なことだがこんなことで元気になる。
そう!今回のロングトレイルでは主食ではなくて、マヨネーズはご褒美だ!
結局、ザックと手荷物はアリゾナに行った時と変わらないくらいの量だ。
右のザックにもトトロが描いてあるのだが、アリゾナに持って行った時から日にちが経過して絵が薄くなってしまった。
その時の様子はここに写っている。
空港の荷物レーンで目立つように、再度色を塗っておこう。
★★ 靴について ★★
アメリカを歩く靴は Montrail Variant X.S.R. に決めた。
この靴にした理由は足裏のクッションが気に入ったからだ。
前回、アリゾナの硬い土の上を固いモンベルの靴で歩いて足裏痛になってしまった。
このクッション性は日本の山では不必要だと思うが、長いトレイル歩きでは役立つだろう。
そして、予備の靴はアメリカのアマゾンで購入して、オレゴン州ポートランドの友人に送ることにした。
その友人はもともとアリゾナに住んでいたがポートランドに引っ越した。彼が引っ越した時に、自分に運が向いてきてると感じた。
ポートランドはCDTのスタート地点に立つ前に寄ろうと計画してた街だったからだ。
実はMontrailの靴はアメリカのアマゾンで購入した方が安い。
日本で購入した時の半額で手に入れることができた。友人にはトレイルの途中の郵便局に送ってもらう予定だ。
★★ 地図 ★★
荷物の写真のザックのポケットに入ってる地図は最初の部分だけ。
多くの地図はバウンスボックスに入っていて、行く先で必要な分だけ取り出す。
各セクションの地図はA4サイズの袋にわかるようにまとめた。
この袋は百均で売ってるものを使った。
ちなみにCDTの地図はネットからダウンロードできる。
しかし、印刷する量が多い。予備インクを買ってからチャレンジした方がいい。
最近は膝付近の痛みも解消されてきて
すでに、気持ちはCDTの地図の上にいる。
実際のCDTに行ってから身体を慣らしながら歩こう!
長すぎる旅は最初から焦ることはない。
2ヶ月もすれば一人前のスルーハイカーになってるだろう。