今日は遺跡めぐりだ。
二つの場所を見た。
1つは丘のような場所。
もう1つは峡谷だ。
まずはFlagstaffからSedona方面に向かった場所にある遺跡に向かった。
TUZIGOOT
アメリカでの遺跡の多くは荒らされていた。
このTUZIGOOTもそんな中にあったが、多くの人の力で修復されてきた。
よく修復したもんだと感心した。
その様子が写真に残っていた。
おそらく根気が必要な作業だっただろう。
彼らはアガウェという植物からいろんなものを作った。天然のものを工夫して生きていた時代は 便利さ=工夫 だったのだろう。
今は 便利さ=金 だろうか?
アガウェというのはテキーラの原料でもあるらしい。
これが古代遺跡だ。
まるで要塞のようだ。
住むとしたらどんな感じになるのだろう。
物件を見てみよう。
日当たり良好、風通しの良い物件だ。
徒歩2分くらいで川がある。
風光明媚がうたい文句になりそうだ。
しかし、屋根がなくては住めない。
改装を待とう。
広い範囲にわたってる比較的大きな集合住宅になるようだ。
さて、次を見てみよう。
次の場所はFlagstaffから東に向かった場所にあった。
Walnut Canyon National Monument
目に飛び込んできた物件は峡谷の対岸にある。
どうやって渡るのだろう。
通路がなさそうなので通勤には不便そうだ。
しかし、この環境は外敵から守るのにも役に立っただろう。
通路のある物件を見よう!
良く整備された道だ。
さあ物件探しにどんどん進むぞ!
これはいい。雨が降ったってへっちゃらさ!
いよいよ現れた別の物件だ。
さあ、家賃が安くて良い部屋を探そう。
ここは中古だが建物の状態がよさそうだ。
景色もばっちりだ!ここに住むことにしよう。
おっと、先客がいた。
ここの峡谷の遺跡は回ってみることができるが、限られた範囲となる。遺跡は広くて対岸にも小さく跡がみられた。
しかし、川までは降りていくのが大変そうだ。
観光用に通路も作られてる現在とは違って、かつてのこの場所は急な場所で危険もあっただろう。だが、それが外敵から守るのにも役立ったのかもしれない。
現代のように住む場所から交通機関で仕事場に移動するのとは違って、食住接近、いや、それどころか全ての生活が同じ場所にあったことで家族の距離は近かったんだろう・・と想像した。
便利さとは何だろう、家族とは何だろう、生きるとは何だろう。