夜中に雷と雹(ひょう)次の日(3月23日)の朝は景色が変わっていた。
積雪だ!10センチくらいある。夜中にヒョウが降った後行きに変わったようだ。一夜にして雪景色となった。
この雪を見て、心は折れていた。
先に進むのは難しい。
歩き出すと、音のない静かな世界だ。
とりあえず道路に向かって行く。
この場所は湖の左あたり。南下すればMormon Lake Villageという場所に着く。
この辺りは別荘地のようだ。
そして、日差しが出てきた。
振り返れば自分の足跡。
このあたり下れば道路に出るはず。トレイルがよくわからず進む。
そして道路へ。
この先に進めばMormon Lake Lodge。この道はほとんど車が走ってない。
Mormon Lakeのオアシスのような場所に着く。
ここでいったん休憩とする。ロッジの中に入るとコンビニのような感じ。
ハイカーには便利な食べ物や登山用具が揃ってる。宿泊施設も並びにある。
コーヒーと冷凍バーガーを頼んだ。冷凍バーガーは電子レンジで温められる。
$4.00だった。腹も落ち着き天気を確認したが、この先もあまり良くない様子だ。
店の中ではこのロッジに泊まったアリゾナトレイルハイカーと話した。もう一泊するという。
早くも諦めて、ヒッチハイクをするために前に進んだ。
それにしても美しい景色だ。
ロッジ前の道は主要道路ではないので車はほとんど来ない。Lake Mary Roadまで進むことにした。
その道も少ない交通量だったが数台目のピックアップトラックが止まり乗せてくれた。
この車の運転手も強面の感じだ。しかも車の中に響く騒音のような音楽が暴くれもののような雰囲気をかもし出してた。会話も無いまま小さくなって後部座席で大人しく座っていた。そして、乗せた車はFlagstaffに着いた。
ガソリンスタンドで感謝をして別れた。
彼らは仕事に向かう途中だった。
Flagstaffもこんな感じだった。
先に進むのを諦めたが、しつこい性格の自分は再び復活するだろう。