2017年3月1日。下痢になったまま不安を抱えてる。
朝から力が入らず。しかもパーフェクトな下痢だ。
進むべきか、戻るべきか。悩んだあげく今日だけでも前に進もうと決める。
距離は短く数キロ先のテントサイトに早めに着いて身体を休めようと決意した。
しかし、体の動きがスローモーションのようでスタートは10時頃となってしまった。
途中、ぬかるみもあったが歩きやすい道も出てくる。青空が救いだ。
そして、遠くの山には雪も見える。
この場所は大きな岩の下の方の赤い岩が印象的。
元気のない顔で記念撮影だ。
高い木のない山。青い空が綺麗だ。
下痢ながらも、そう思う余裕も出てきてる。
トレイル88番と91番の交差点
ゆっくり、ゆっくり進み3時頃、予定してたキャンプサイトに到着して焚き火を始めた。
石が積んである焚き火の跡が残る場所は許可されている場所だ。トレイルでは不用意にどこでも焚火をしていいわけではない。
近くの小川の水を浄水して確保する。
テントサイトとしてはベストな場所。
濡れて汚れた靴下を洗って干した。
焚き火は燃料を消費しないので助かる。しかも温まる。
今日はアルファ米に水を多めに入れてお粥のようにした。あとは味噌汁。インスタントな病人食を食べながら焚き火を見てゆっくり過ごした。
暗くなると、日本では見られないような満天の星が美しかった。見てると元気になる気がした。
明日は体調戻るといいな・・
山越えの25キロのコースが待っている。