歩き出して5日目だ。
2月22日、今日はアリゾナトレイルのコースの中では大きな湖ルーズベルトレイクを通過するコース。事前の情報だとシャワーもあるはず。
朝焼けとともに歩き出した。
進む先に大きな湖の一部が見えてきた。いいぞ!どんどん進む。
水の少ないところでも頑張って咲く姿は美しい。
どんどん近づく。
途中、レンジャーステーションの車が上がってきて前で止まった。
「2人の友人が下にいるぞ」と教えてくれた。
Andy と Ianが自分のことを話してくれたらしい。そして、シャワーと買い物ができるところまでの道を教えてくれた。
たまに咲いてる花には元気つけられる。
歩く人、自転車、馬が通行可能だという標識。
でも、自転車も馬も見ない。
トレイルは国道の下を通る。
そして道路に出た。
この後、レンジャーに言われた通り進むが、行けども無さそうなので不安になり戻ってしまった。
ピクニックエリア発見してトイレに入り、水も補給。
この場所はとても整備されていて綺麗だった。
道路を先に進み、何かあるかと探しながら歩いた。
するとビジターセンターがあった。そこでシャワーとか何か食べるものを買えるか聞いたが、土産物以外はなかった。
結局、進むのを諦めた道をもう少し行ってればシャワーのある場所に着けたらしい。
話しかけた女性がとても優しかった。
束になったハンドタオルを渡してくれて、「トイレ内で身体を拭くといいわよ」
彼女の名前はRenee
なんとパンをもらう。そして、「何か必要なことがあったら連絡して」
とメールアドレスも教えてくれた。
いただいたパン。
ビジターセンターを後にして歩いてると今度はバナナをもらった。
トレイルマジック(トレイル上で起きる親切な出来事)に感謝。
この先の橋を渡るとトレイルへの入り口がある。
なんと、そこでAndy と Ianに再開。彼らのトレイルネームはダスティとキャメル。
トレイルネームはトレイル上での呼び名だ。自分はトトロと名乗った。
写真を見ての通り彼らは大きい。ちなみに自分は172cmくらい。
彼らのリュックにはソーラー充電器があった。軽いそのソーラー充電器は今回試しに使ってるようだ。撮影道具もあるから必要らしい。
ここで2人はヒッチハイクで街に行き、食事をしてから戻って来るというので別れた。歩行スピードの遅い自分はひたすら進むぞ!
ルーズベルトレイクを振り返る。
行く先にも湖が見える。
出会いもあり、花もあり元気をもらえる1日だ。
ここは落石注意箇所。だが、日本と違って注意を喚起する標識などない。
日本の登山道は標識が多すぎかも。
これも可愛らしい。
ハイキングコースから林道へと変わった。
ルーズベルトレイクはどんどん小さくなって行く。
Buckhorn Creek。少し流れのある小川を見つけた。ここでキャンプしよう!
手前のコッヘルの中にはアルファ米と乾燥野菜。湯を入れて食べます。
夕焼けが美しい。
5日目はトレイルマジックもあり無事に終わる。