雨にたたられたアリゾナトレイルの3日目。(2017年2月20日)
果たして砂漠を体験できるのか?
そもそも、アリゾナトレイルへ来た理由は砂漠を体験したかったからだ。
もちろんサハラ砂漠のようなものを想像はしてない。
そして3日目
雨があがった!
2日間の雨から解放された衣類たち。
彼らには乾燥が必要だと感じた。
干物をしてる中、8時頃1人の30才くらいの女性ハイカーが現れた。
2日前から周回ハイキングして、車を置いた場所に戻るところだった。
彼女も雨の中寒さをこらえて過ごしたとのことだ。
そして、しばらくすると2人の若い男性。
彼らは昨日のテントの中の2人だ。その時は声しか聞いてなかったので初対面。
彼らは6週間でアリゾナトレイルをスルーハイクするつもりだ。
20代くらいかな?
朝からフレンドリーな3人だった。
乾くのを待って昼近くにスタートした。
雲が残ってるけど、遠くまで見渡せるようになった。
ここでReavis Ranchへと向かう。
古い標識に付いた新しいアリゾナトレイルの案内。
日本でも見たことあるような花。
2日間の雨の中ケアできなかった両足にはマメかできてる。
新しい靴が合わなかったことも原因。
重い荷物を背負うからしっかりとした靴を履いたのが良くなかった気がしてる。
昨日までの雨の影響はところどころに見られた。
標高が上がったのか、サボテンだけでなく松などの植生も変わって来た。
これはPhenixで買ったトレイルミックス。ナッツ類は日本より安い。そして美味しかった。
平らで歩きやすい場所。
山火事で焼けた木に石を詰めてある。入れたくなる気持ちはわかる。
この木も山火事の影響が。
今日もまた渡渉だ。今日は濡らさないぞ!と思ってたが、結局数回の渡渉で靴の中まで濡らしてしまった。
Reavis Trail どんどんReavis Ranch に近づいてる。
このReavis Ranch は昔、鉱山採掘者が住んでた場所だ。
今はこの付近をハイキングする人たちにとってキャンプする絶好の場所になっている。
とは言っても何も無い、川が近くに流れてるのと平らな地面があるだけだ。それだけあれば恵まれてる。
昔の居住者たちの名残り
歴史を感じる。椅子トイレ
キャンプ地として適してるので、この近くでテントを張った。
ここに来るまでに高齢の女性だけ2人のハイカーと話したら、アパラチアントレイルをセクションハイクしたことがあると話していた。
その他にも若いグループと挨拶。
川の水を浄水して夕飯を食べた。
食後、クマ対策で木から食料をやっとの事でぶら下げた。
この日の夜も寒くて、テント内には霜が張り付いていた。