マヨジーが行く

マヨジーが行く

マヨネーズ好きのじいさんが体験したことをあれやこれやと記録します。

秘湯中の秘湯へ

こんにちはマヨジーです。

 

11月になって秘湯ハンター活動が滞ってる。でも、決して忘れてたわけではない。

 

今回は秘湯中の秘湯

広河原の湯だ。

今回、同行したのはすっかり秘湯にはまったHさんとMさんだ。物好き三人はゆっくり過ごすためにテント泊とした。

 

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この広河原の湯は奥鬼怒にある。

川沿いに作られた遊歩道を歩いていく。

しかし、進入禁止となってる。だから良い子は入っちゃダメだ。

どうやら、崩壊してる場所があるらしい。

 

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川沿いを歩くだけだし、崩壊なんて少し遠巻きするだけで楽々だぁ!・・と考えたマヨジーは荷物が重くても大したことがないだろうと思った。

11月15日、夜はすき焼きだ!とネギをザックに挿して、いつもより重めの荷物で噴泉塔入口をスタートする。ネギは美味しい下仁田ネギだ!

ザックは荷物が多くて閉まりきらない。

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駐車した場所をスタートしてから近くの橋を渡る。

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立派な歩行用の橋だ。

なんだ!楽々コースを予感させるでは無いか。

 

しかし・・・

その後コースは荒れてるとわかる。

 

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歩道をふさぐ倒木

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乗り越える

 

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荒れた歩道

 

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穴が開いて通れない遊歩道は山側を回り込んだ。

 

 

川沿いの歩道だが、砂防堤防があるためか登って下るを繰り返す体力も要求される。荷物を軽くすれば良かった・・

歩道が壊れ、倒木があることからよく解りにくい迂回路を歩くことになる。

予想と違った。

 

迂回路だと思いリボンの目印を追って進むと、違う方向に歩かされた。

 

そして、以前はあった川の橋が壊れてるために数回の渡渉(川に入って渡ること)をしいられる。目的地の広河原の湯までは予想を大きく上回るハードな道のりとなった。

しかし、川の水は上部に温泉があるせいか、凍てつくほどの冷たさでは無くて助かった。

 

結局、広河原の湯に着いたのは予定していた2時間をはるかに超えて倍近くかかってしまった。

 

**仲間達について**

さて、ここで秘湯ハンター・マヨジーと秘湯ハンター会員達(本人達は会員と思ってないかもしれないが)との出会いについて話そう。

マヨジーがとあるSNSで勝手にハイキング内容を書いてたところをある人からハイキングに誘われた。

その人がSさん。Sさんはクライマーであり海外の山々も登るベテランだ。

そんなSさんに誘ってもらったことで仲間達と知り合った。Sさんの仲間達は前向きだ。登山の計画を知ると貪欲に参加する。

Sさんの登山に参加することでSさんからロープワークを教わったり、危険な場所を安全に歩く術を身に付けることができる。

だから、秘湯ハンター会員達は上級者コースも経験を積んでいる。

こんな素晴らしい仲間達に会えたのはSさんのおかげだ。

ちなみにSさんは登山のブログを書いている。

hikingbird.exblog.jp

 

 

 

今回メンバーのHさんは重い荷物を平気に持つパワフルな人だ。食料など多く待つためにいつも重い。おそらく食料の半分は持ち帰りだ。だから、Hさんと遭難しても餓死は免れるだろう。

 

Mさんは「健脚Mさん」と呼ばれるくらいに歩くのが早い。身長が高くは無いのにスイスイ歩き、しかも岩場も怖がらずスイスイと進む。一緒に山を歩いた人で彼女より早い人を見たことがない。マヨジーが一生懸命歩いて振り返ると平気な顔をして後ろにいる。

 

今回のような崩壊した道に行くのも、そんなメンバーだからこそできる。

だから、このブログを見た人が自分も簡単に行けると思い計画はしないで欲しい。行く時は必ず上級者の人と同行して欲しい。

 

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さて温泉の話に戻ろう。

この広河原の湯は脱衣所や宿泊所やトイレなど一切なし。

ホントに何も無い。

あるのは先人たちが使ったブルーシートやパイプだ。

広河原の湯に着いてからすることは、まず風呂場作りだ。

湯は沸いてるが、風呂は無い。

だから作る。

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写真の奥の四角いコンクリートの左側に湯が流れてる。上にはブルーシートとパイプ、スコップが残置されてる。

 

窪みに深さを得るために少し砂をかき出してからブルーシートを敷いて、残置されてるパイプを使ってブルーシートに湯をためた。

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湯量と温度が良い状態になるまで2時間以上かかってる。

 

湯を貯める間に夕飯を食べた。

テント泊で食べる料理はいつでも美味しい!

もちろんワインも美味しい。

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また2リットル持ってきてしまった。

 

豪華すき焼きを前にして乾杯

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ワインでほろ酔いになった後、いい湯加減の風呂に入った。

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フラッシュのせいで明るすぎて工事現場で水浴びしてるジジイみたいだが、暗い中で入ると自然を満喫できる良い温泉だ。

 

夜空には星がきらめく。

流れ星も見ることができた。

最高の瞬間だった。

 

その後、早めに眠りについた。

温泉のせいでホカホカなので、すぐに眠ることができた。

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翌朝は朝風呂だ。

 

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満足!満足!

 

**噴泉塔**

実は広河原の湯の奥には天然記念物の噴泉塔かある。

まったりしたいHさんを留守番役に任命し、Mさんと向かった。

 

歩いて約1時間。

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川を渡ったりしながら噴泉塔に着いた。
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見事な滝だ。

温泉と滝が混じり合う場所。

 

そしてこれが噴泉塔

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お湯が先から出て、温泉成分が少しずつ付着して塔を形成する。

天然記念物の貴重なものだ。

湯の温度は高くて触ってられない。

 

ここは一見の価値がある。

しかし、来る途中の橋は流され、道も危険だ。

いつの日か遊歩道が修復されるだろうか?

 

テント場に戻ってから名残惜しい気持ちを抱いて再度風呂に入った。

実はこの湯は前夜は透明だったが、一晩中掛け流し状態にしていたことで翌日には白濁色に変わっていた。一見透明に見えた源泉の湯は白い成分を含んでいてブルーシート内に沈殿したのだった。

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この湯を流してブルーシートを撤収して帰ることになった。

また来よう!

仲間達と約束した。

 

おわり