マヨジーが行く

マヨジーが行く

マヨネーズ好きのじいさんが体験したことをあれやこれやと記録します。

CDT87〜90日目 砂漠と高所で疲れる。

こんにちはマヨジーです。

 

Rawlinsで2日のゼロデーを取った後、コロラド州を目指すマヨジーだ。2日のゼロデーを取った割には疲れが抜けてない感じがする。

 

 

9月5日(木)

 

明るくなった頃にモーテルを出た。

街から直接トレイルというのは少ない。

だいたいヒッチハイクが絡むが、街からだと楽だ。

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しかし、街をスタートする時は食料も重くなる。

そして、今回は水場がかなり先になるので4リットルを持った。

まだ、少しは砂漠のような場所が続く。

 

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鉄道の下をくぐって行く。
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薄暗い中に絵が飾ってある、暗いからあまり良く鑑賞できない。

 

道路を歩いていて、誰もいないと思ってたら、後ろから「Good morning」と声をかけられた。

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二台の自転車が通り過ぎて行った。

コンティネンタルディバイドトレイルのサイクリングだろうか?

 

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恒例の初日のフルーツは炎天下の道路脇。

 

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今日のコースは道路だ。

紙の地図(レイ ジャーディン)のオルタナティブルートを選んだ。

オリジナルルートでの水の補給に不安があったのと、先を急ぎたいからだ。

 

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日差しを避けるために、道路下の水路で休んだ。

 

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チョコレートが初日からとけてる。

丸い粒は大きなブロックチョコレートに変わりそうだ。

 

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この先のTeton Reservoir に湖があるので、水が使えるかもしれないと休憩がてら向かう。

 

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目の前に現れた湖は水深10cmくらいまでしか見えないくらいに濁ってたので使うのはやめた。

休憩だけして先に進む。

 

進むと道路脇の茂みの中にハイカーがいた。

彼はSnap。水場がここから9マイル先にあるそうだ。今日、彼ははそこまでは歩くという。

追い越されるだろうから、先に進んだ。

 

 

5時近くになり、寝るところ探ししながら歩く。

道路を歩いてると寝る場所を探すのが大変。

できれば、道路を通る車から見えない方がいい。さらに日差しを遮れるといい。

 

そう思って、道路脇に下りる。

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鹿の死体が転がってた。


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しかし、ここに道路下の水路のトンネル。

雷も鳴ってきたので、ここに決めた。

ふと道路の方を見ると先ほどのSnapが通り過ぎて行った。
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テントを張れば中々快適。道路を車が通っても意外とうるさく無い。

 

この後、雷がずっと鳴り響く。雨はほとんど降らず雷だけだ。この場所に避難できたのは幸運だった。

鹿の死体から数メートルだというのが問題なだけ。

 

今日の距離:18.7マイル(29.9km)

 

9月6日(金)

 

早めに歩き出す。

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対向車にわかるようにヘッドライトを点けて歩いた。CDTでの死亡率が高いのが交通事故だ。熊で死ぬのは皆無。

 

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日差しが上がるのが嬉しくは無い砂漠。

でも、綺麗だ。

 

数マイル歩いてから、たぶん彼が行ってた水場に差し掛かる。

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Lone Tree Creekの表示に見えるのは、ほぼ濁りきった川。

しかし、水の流れる音が聞こえたので下りてみた。

 

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なんと脇にSpring!

冷たく、透明な水だ。日陰もあるので、ここで休憩して、朝飲まなかったコーヒーを飲んだ。朝飲まなかったのは今日の水の量を心配したため。

 

コーヒーを飲み終わって歩き出す。

次のCreekの場所の脇にあったもの

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ここで亡くなった人の為のものだろう。

今年の6月になっている。

 

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写真は平坦に見えるが、登り坂が続く。

 

疲れて休んでたら、その坂を登るサイクリストが通る。

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この後もこのタイプの自転車に乗った人が通る。

タイヤが太い。

 

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この後、日差しを避けられる木があり下で休んで昼寝をした。風が吹き始めてから道路に復帰。

 

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道路からやっと離れることができた。

別ルートから本トレイルに復帰となる。

 

昨日と同じで、雲行きが怪しくなる。

疲れてもきたので、テントを張り避難。木が多くある場所だ。

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なんか、久しぶりにちゃんとした雨粒を見る感じ。

 

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雷と雨が去り、すぐにテントは乾き始めた。

 

ふと、近くを見ると

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なんだろう?ウルバリン?

こちらに近づいてきたので、手を叩いたらびっくりして反対方向へ逃げた。

 

夜になり、さらに雨が降り雷も鳴る。

さらに、鳥のけたたましい鳴き声、コヨーテの遠吠え、犬の吠える鳴き声、牛の鳴き声、自分のイビキと騒がしい夜だった。寝たような・・寝ないような・・

 

 

今日の距離:19マイル(30.4km)

 

9月7日(土)

 

久しぶりに濡れたテントを畳んだ。

テントの内側も少しだけ結露してる。

このテント(ヘリテイジ、クロスオーバードームf)の欠点は雨が降ると結露すること。

でも、乾燥してるアメリカでは数えるほどしか結露していない。日本よりアメリカ向けかもしれない。

 

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日の出前に歩き出した。6時半頃だ。

 

ほんの少し歩いたら、ため池と人の住んで無い家があった。

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昔は住んでたのかもしれない。

 

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久しぶりのCDTマーク。

 

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木があるところが、砂漠とは違う。

 

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この辺りには白い石が多く、一見すると何か落ちてるのかと思うが、逆に白い石が露出してる。

 

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今回、買ってみてお気に入りになったビスコッティ。これ1つでカロリーが150kcalあるし、食べても美味しい。意外と型くずれしてない。

次回も買おう!

 

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日が当たる場所で休憩しながら、湿っぽい物を干す。朝から強い風もあるので乾きやすい。

 

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山の脇を通るトレイル。見えるのはDivide Peak 2766m。

 

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これから進む方向の山々。木々がありそうでホッとする。

 

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ケルンにも白い石が使われてた。

 

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道路との交差地点に来た。

 

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トレイルヘッドにあるお馴染みの表示。

熊に注意!これから登りが続く。

 

今日通る二箇所の水場の1つ目。

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2つ目は素晴らしい流れで透明。
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茶色く無いと嬉しい。飲んでも美味しかった。

 

この後もひたすら登る。

実はRawlinsから少しづつ標高は上がってる。

標高2000mのRawlinsと比較すると、今の地点は1000m以上の差がある。

面白いもので、標高の低い砂漠の道路は木が無くて、日本だと森林限界越えた3000m以上には木がある。

 

途中、四駆の車で来てた人達と挨拶。

その後、疲れて休んでるとCDTハイカーが現れた。

彼はDreamer。Totoroの事を何処かで聞いていたみたいだ。

少し話をして彼は前に進んだ。

 

疲れたのと足首の痛みで5時前だがテントを張る。

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この時間でも涼しいのでジャケットを着る。

夜になると寒くなる。暑すぎる日との差が大きい。

なんだか疲れが取りきれないのは、寒暖差の大きさのせいかもしれない。

明日はEncampmentの街に出るが、翌日をゼロデーにしようと思う。

 

今日の距離:15.3マイル(24.5km)

 

9月8日(日)

 

明るくなる前に歩き出すのは最近の恒例。

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6時半頃は以前だと明るかったのが、暗いのでずらす必要があるかもしれない。

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徐々に明るくなる。
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ここが今回の最高地点。

Bridger Peak 3341メートル。

 

目の前に羊たちの群れ。

この場所ではSheep Dogがアグレッシブに向かってくるから石を掴むか、ベアスプレーを用意した方が良いとGuthookのコメントに書かれてたので用心した。
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やはり、犬が吠えて向かってくる。

しかし、吠えてはいるものの攻撃的な顔をしてない。

吠えるのは仕事としてやってる感じだったので、安心して吠える犬たちを見ながら通った。

 

おやテントがあるぞと思って近づいてみたら
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ただの石だった。

 

道路に出た。
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ここからヒッチハイクだが通る車が少ない。

30分くらいして乗せてくれたのはJerryという76才の人。キャスパーに住んでいるという。

Jerryの話では、この辺りは深い雪に覆われてしまうそうだ。

道路脇にポールが立ってたのだが、それはスノーモービルの為だという。

彼はボーガンで鹿などの狩をするという。

話をする時にこちらを見ながら話し、車のスピードがだいぶ落ちる人だった。

 

Encampmentの街にはすぐに着いた。
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泊まる目的のBig Horn Lodge。
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中は田舎風。
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10時で部屋の用意ができてないので荷物を預けて買い物をして来た。街にはコンビニくらいしか無い。
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部屋も落ち着いた感じ。


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何故かジョン・ウェインが額に飾られてた。

田舎の街にとって英雄みたいな人なのかもしれない。

 

10日間の無補給トレイルの次が砂漠で、Rawlinsで2日のゼロデーを取ったものの疲れてトレイルに戻った。そして砂漠と高所を歩き疲れてEncampment。なので明日はゼロデーにする。

長旅の疲れがたまって来てるのかもしれない。

 

今日の距離:6.7マイル(10.7km)

 

おわり