マヨジーが行く

マヨジーが行く

マヨネーズ好きのじいさんが体験したことをあれやこれやと記録します。

CDT 51〜53日目 West Yellowstoneへ

こんにちはマヨジーです。

 

CDT(コンティネンタルディバイドトレイル)を歩いてるマヨジーはもう少しで観光地ウェストイエローストーンの街に着く。

1日に歩く距離は少ないが、前には進んでる。

 

7月31日(水)

 

昨夜の雷とヒョウで濡れたテントを広げた。

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少しくらいしか乾かないので諦めて歩き出した。

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ゴジラの頭のような岩。

丸い石ばかりの尾根がある一方、こんな感じの石を見るのも面白い。

 

何も気にせず歩いてるうちにCDTマークが一切見れなくなって不安に感じ、スマホをチェックしてみた。

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あれ?

ロストしてる!

 

いったん戻ったら、さらに離れだした。

ということは、遠回りして今は近づいているということだ。

試しに前に進んだら、分岐があって元に戻る道を発見できた。

 

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マークを見て安心。

 

そういえば、熊はこのマークが嫌いらしい。

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熊の爪痕とともに壊されてることが多い。

 

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今歩いてるコースは元々計画してなかったトレイルだが、歩いてみると見所もある。

 

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大きな川が音を立てて流れてる。

 

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断崖沿いに流れる様は迫力を感じる。

 

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しばらく歩き、日が差してるところに出てテントを干した。

そしたら、日は陰る。

乾かないが、時間がもったいないので先に進む。

 

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林道に出て進むと、林道としてはちゃんとした道路に出た。

 

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日差しが強いがこの表示のおかげで日陰がある。
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ここで昼食にした。案内表示がの影に感謝して休む。前を通る車が物珍しそうに見てる。その度に笑顔で手を上げて挨拶。

 

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日向は暑いが、影に入るだけで涼しくなる。

なので、ホットコーヒーも飲める。

 

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歩き出したが、食べてた場所はモンタナ州ギリギリだった。

 

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この先は再び牧場。


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以前見た白いかたまりでなくて茶色いのもあるんだ!

 

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この水場の後はなさそうなので、ここで3リットル補給する。一気に3kg重くなる。でも水は大切。

 

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また雲行きが怪しい。けど、なんもか持ちそうだ。

 

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道路脇に座り休んでいたら・・

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偶然見つけたワイルドストロベリー。

食べたら美味しかった。

しかし、他にはひとつだけしか見つからず残念。

季節が変わり、この先たくさんの果実を食べれるかな・・と期待。

 

やがて着いたテントサイト。

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ちゃんと食料についての注意も書かれたキャンプサイトだった。
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キャンプサイトと言っても水道もトイレも何もないのが普通。

ここからの景色が良かったので泊まることにした。

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しかも、テントを景色の方向に向ける。

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景色がオカズだ!

明日はこの景色を見ながらコーヒー飲めるぞ!

ただし、雷が心配だ。

 

案の定、雷と雨はやってきた。

 

 

今日の距離:17.9マイル(28.6km)

 

8月1日(木)

 

朝のグリセリンから始まった。

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足に塗っておくとマメができにくい。擦れそうな場所に塗っておくといい。これはアメリカで購入したもの。アメリカに来て足のマメはできていない。

 

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まずは林道を歩き
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ハイウェイに出た。

ここに熊注意の看板。

 

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ハイウェイを少し歩く。交通量が少ないハイウェイだ。
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反対側のトレイルヘッドに着き、山側に向かって歩く。

ここに掲示してあった注意。

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馬についても決められてることがあるようだ。

川から200フィート(60メートルくらい)離れた場所につなぐのは知らなかった。
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今度は人間がやるべき事。

食料をぶら下げる場所や食べる場所はテントから100ヤード以上(約90メートル以上)

食べる場所と食料の場所は近くても良いようだ。

グレーシャー国立公園内で食べる場所からすぐ近くにぶら下げるポールが立っていた。

これ、やらないと罰則があると下に書かれてる。

罰せられるとは言っても、見てるレンジャーは中々いない。

 

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少し歩いてから素晴らしい流れの川で水を補給。

写真左奥に取水口があるのがわかる。

この付近の人の水でもあるようだ。

 

今日はこの後、標高2200メートル台から標高3048メートル台まで一挙に登る。

九十九折の道なので時間もかかる。

日が強くなる前に登りたいところだ。

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道はなだらかに登る。

 

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前方に見えてきた稜線。

 

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この峠のような分岐はまだ3000メートル以下の場所。

さらに登る。

 

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雪の残ってる稜線が見えてきた。

 

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着いた場所は標高10000フィートと書かれてた。

地図では9998フィートだが、四捨五入したのかな?

約標高3050メートルの場所。

あまり3000メートル感は無い。

 

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反対側の下の道。
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この石が面白い。

チョコをはさんだ大きなクッキーがたくさん落ちているようだ。

 

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景色も素晴らしかった。

別ルートの近道もあったが、このコースにして正解。

 

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美しいブルーの色をしている湖が2つあった。

神秘的な色だ。

 

この付近は水場も豊富。

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この先、また登りになるので補給する。

水の味は少し苦いというか、硬水の感じがした。

 

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稜線に上がる。


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Lionhead という山が見える手前で力尽きテントを張る。

 

この後、雷と雨。最近は夕方に多い。

稜線沿いなのでテント内でビビりながら待機。

すぐ近くに落ちた。ものすごい音だった。

 

テントの中で食事をして、食料もテント内に置いて寝た。食料保管についての情報を見たばかりなのに・・

 

今日の距離:19マイル(30.4km)

 

8月2日(金)

 

稜線で寝たのは疲れたせいもあるが、朝の景色を見たかった。

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Lionhead(標高2904m)
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朝日を見ながら歩く。
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赤っぽい岩に朝日が当たり美しい。

朝のほんの短い時間にそこに居ないと見られない景色だ。

 

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下りになった時に見えた風景。


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スノーモービル向けの標識。
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トレイルに時速制限!?

誰もそんなスピード出さないぞ!

と思ったら、スノーモービル向けだった。


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途中で会ったハイカーが犬を連れていた。

実はハイカーだと思ったらトレイルエンジェルだった。トレイルエンジェルとはハイカーを応援してくれて、食べ物など提供してくれたり、助けてくれる人。

 

彼は置いてあった車に戻るとオレンジやパンケーキやコーヒーを飲ませてくれた。彼の名はCheshire Cat。トレイル上での名前だ。Cheshire Catとは目の大きな不思議の国のアリスに出てくるネコだ。

ネコの名前を付けた彼は犬が大好きだ。

4歳になる犬と遊びながら歩いてる。

 

反対側から来たハイカーDan(本名)とmadslide(土砂崩れ) も加わった。

彼らもオレンジやパイナップルを食べる。

Danはトレイルネームを嫌って本名にしてた。

 

 Cheshire Cat は4年間車生活をしながらハイカーの通る峠で待ち、トレイルエンジェルを続けてるそうだ。熊の話では、熊に会ったら熊に対するリスペクトを払い、静かに落ち着いて待つべきだ・・と語っていた。彼は1日に何回も熊に会ったことがあると言う。

他に2人のハイカーが来たが、彼らは自分たちで街に向かうと去っていった。

 

彼は3人を載せようと車を整理しだす。彼の車はホンダのオフロード車。たぶん5人乗り。荷物が満載だ。

どう見ても3人乗れる席は作れなそうだと思って見ていると、座席を空けるのではなく後部の荷物室を空けた。

そこに3人が後ろ向きに膝を抱えながら座れた。

そして、West Yellowstone まで車に乗せてくれる。

彼は絶対にお金を受け取らなかった。

彼にはポリシーを持って生きてる意思の強さを感じた。


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着いたWest Yellowstone 。観光の街だ。
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早速、2人と別れてビジターセンターに行く。

多くの人が来ていたがBackcountry Permit を取る人はわずか。

奥にレンジャーのいるオフィスがあり、そこに向かいBackcountry Permit を取る。費用は15ドル。

レンジャーが歩く距離を考えながら設定してくれるので、あらかじめ綿密な計画をしていく必要は無い。レンジャーは親切だ。

ビデオを見ながら、レンジャーと話す。

「ベアスプレーは熊に向けるのではなくで地面に向けてスプレーしなさい」とか、「熊を驚かさないように」とか教えてもらう。

 

ちなみにCheshire Catも熊を驚かさないようにと言っていたが、マヨジーがグレーシャー国立公園で両手を上げて叫んだのは間違いのようだ。

 

熊に殺される確率は車の事故で死ぬ確率の24000分の1だと、その後見た新聞でも書かれてた。

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これがPermit。

 

泊まるテントサイトの地図ももらう。

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マルをつけた場所が泊まるところ。

楽しむために長い距離は設定していない。

 


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オフィスを出た場所に物々しく飾られたツノや毛皮。West Yellowstone の街中では販売してる店もある。

 

その後、コインランドリーに向かう。
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洗剤は併設されたコンビニで購入して使用した。


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帰りがけにスーパーで食料を買ってモーテルに入り、ベッドの上で広げて足りるかどうかの検討。


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スーパーで見つけたサッポロビール。

飲んだが日本のより軽い感じがした。


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夜のご褒美にずっと持ち続けてたマヨネーズを使う。

 

 

今日の距離:7.3マイル(11.7km)

 

おわり