マヨジーが行く

マヨジーが行く

マヨネーズ好きのじいさんが体験したことをあれやこれやと記録します。

CDT 39〜41日目 Leadoreの街へ

 

こんにちはマヨジーです。

 

CDT(コンティネンタルディバイドトレイル)を歩いてる。

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120マイルの区間を7日間という遅いペースで歩き終わるマヨジーだ。

元々の計画では5日間。足首を痛めたので変更した。

 

 

7月19日(金)

 

朝はフクロウの鳴き声で起きた。

さっそく準備して歩き出したのが6時15分くらい,

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少し歩くと牧場のフェンスが登場した。

少し手前からカウズパイ(牛のウンコ)を見かけてたので、とうとう来たか・・という感じ。

アリゾナで牛の乾いたウンコをどけてテントを張ったのを思い出す。

 

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日が上がり出して、今日も天気がバッチリの予感。

天気が良すぎると喉が乾く。空気が乾燥してるせいもある。

 

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1つ目の峠が見えてきた。

 

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Lemhi Pass だ。

ここに峠の近くに水場があり、その後困難になるはずだ。

と思い400メートルくらいのピクニックエリアに行くと2人のCDTハイカーがいた。

彼らはノースバウンド(北に向かって歩く人)だったので、この先の水を聞くと何箇所かあるから沢山持つ必要はないとのことだった。

 

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とりあえず少し多めに入れておいた。

藻が少しあるが、透明で美味しい水だ。

アメリカではジアルジアが水を通して感染する危険がある。牧場の牛たちが媒介になってるようだ。

だから、牧場近くを歩いてるマヨジーは感染する可能性がある。しかし、浄水すると確率が減る。

だから、必ず綺麗そうでも浄水して飲む。

 

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彼らのテントはトレッキングポールを使わない自立型だった。

 

水を補給して歩き出すと

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牛が進まないように工夫された場所。

牛の足が挟まるから通らない。

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マヨジーは再度捻挫しないように慎重に通る。

挟まったら痛そうだ。

 

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今日はこんな道が続く。

 

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林道とは言っても2850メートル以上まで登ることになるから舐めてはいけない。

 

途中、すれ違ったのがイングランドからのBear Bait

彼は同年くらいに見えたけど、50代くらいかな?

CDTハイカーの中では年寄りになるだろう。

マヨジーはその上のジジイ分類だ。

 

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昼になり、まずは腹ごしらえ。

昼食として、ラーメンを少し入れたスープとコーヒーとスナックにした。

食べてる時にバギー車が通る。

「水は大丈夫か?」と聞かれ、補給したポリタンクを見せて「OK」と応えた。

 

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そのバギー車が歩いた先の木陰に止めてあった。

運転手は消えていた。

 

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この水場の表示を見て、少し足しておこうかなと進んだが、急斜面を行けども行けども着かなかったので、足首の不安を感じ戻った。

 

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トレイルからこんなに下ったのに・・

無駄な時間を費やしてしまった。

 

続いて見つけた「水場」とは書いてない場所。

ここはGuthook(アプリの地図)のコメントに書いてあった場所。トレイルから70ヤード下るとあるらしい。

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この情報はありがたい!

石が積まれ、こちらだよ・・と伝えてくれてる。
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ちゃんと補給出来た。藻交じりの水場だが浄水すればキレイ!

先のことも考えて多めに持つ。

 

とうとう林道は標高2850メートルを越えた。

越えた割に伝わらない写真だ。

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日差しを遮るものも無い林道。

今日は珍しく虫除けでなく日焼け止めを塗った。
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ホントに2850mなのだろうかと思いながら歩く。

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この木頑張ってるな!

日差しを遮るものが少ない場所なので、きっと多くのハイカーがこの下で休むだろう。

 

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牛が木陰で休んでる。

マヨジーは牧場内を歩いてるのか?、牛が牧場から逃げてここにいるのか?  はわからない。

 

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珍しく見つけたトレイル上の水の流れ。

 

渡渉が多かった時は水には困らなかったから、飲む分だけ持ってれば良かった。今は計算しながら補給してる。

あと、渡渉が多かった時の良かった事は、靴の中が常に濡れていて、足のマメができにくいという事。

今は常に靴内は乾燥してるので、擦れる部分が気になり出した。

 

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今夜の宿に着いたのは夜7時。

 

今日の距離:19.9マイル(31.8km)

2日続けての約20マイル。

まだ痛みはあるが、調子が戻ってきたような感じだ。

 

7月20日(土)

 

Leadore の街へと向かう日だ。

道路までの歩きは12.2マイル。

このヒッチハイクは困難だとガイドには書かれてあった。

果たしてどうなるだろうと心配する朝だ。

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6時に歩き出した。

少し歩くと太陽が山にあたり出す。

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意外と寒い朝だった。

手がかじかむ。手袋を持ってきたが、ザックの一番奥だったので我慢して歩いた。

 

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このヘルメットは誰のだろう?

 

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ここから牧場の中に入った。

何故、中に入ったのかは、この後良く分かる。

 

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遠くから牛がのどかにマヨジーを眺めてる。

 

実はこの後、牛がトレイル上にいた。

進めば避けるだろうとどんどん進んでるうちに牛の群れの間に挟まった。おそらく30頭以上はいた。

するとトレイル上の牛に変化が起きる。

強そうな牛がマヨジーの方に歩いてくる。

トレイルの前方の牛と後方の牛に囲まれる。

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黒い牛なので写真ではわかりづらい。

黒牛「おい、お前!ここは黒牛組の領分だぞ!勝手に歩くな!」

マヨジー「す、す、すみません。ちょーっと通してくだしゃんせ〜♪」

 

当初は自分を牛使いだと勘違いしてるのかな?と思った。

しかし、どうやら牛の群れが分断されたことに不安を感じてるようだ。

 

前の群れの端に抜けれそうな場所があったので、そこから黒牛組の前軍団の前に出た。

そして、前の牛を声を出して追った。

 

すると、離れ離れになった黒牛組は1つになり大人しくなった。

 

安心して前に進んだ。

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おっ、また誰か食べ散らかしてるな!


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ちゃんと片付けてあげた。

CDT(コンティネンタル・デリシャス・定食)じゃなくてCDT(コンティネンタル・ディバイド・トレイル)と並べるのにちょうど良い本数だった。

 

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12.2マイル先のBannock Pass には予想より早く着いた。時速4kmで来れたことになる。

途中、オクラホマから来たエドリドヒ(トレイルネームがネイティブアメリカンのためスペル表示できない。ちなみに意味は旅行者みたいな感じ)とすれ違った。彼もベアスプレー持参してた。

 

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この峠は通る車が少ない。

一台来て止まってくれたが、定員一杯乗ってたので、こちらを見てすまなさそうな顔をしてた。水をもらう。

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ヒッチハイク待つこと20分。一台来たので何としても乗りたかったから笑顔で挨拶。

1人分席が空いていてオッケー!

運が良い方だと思う。

2時間は覚悟していた。

 

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着いたLeadore の街。

何もなさそうな雰囲気が漂う。

街の端から端まで声が届きそうな感じ。

 

目的の宿へ着いた。

Leadore Inn

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ハイカーフレンドリーな宿として人気ある。

 

2泊予約。(郵便局留めの荷物が明後日でないと受け取れないのと、1日ゼロデーを取りたかった)

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とても良いオーナーのSam

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部屋も綺麗で良い雰囲気。70ドルだから良心的。

 

その後、荷物を置いて腹を満たしにレストラン。

この街唯一のレストラン。

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中の雰囲気はカントリーっぽい。
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とりあえずビール!


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そして、ハンバーガー!

たぶんマクドナルドの2倍くらいの量があったのだが、この後コンビニでさらにホットドッグも食べる。ハングリーハイカーだ。

 

Leadore Inn に戻ってからオーナー手作りの木彫りを見せてもらう。

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動物達の顔が優しい。オーナーの性格を表してる気がする。売ってもあるようだが、買って帰れない。

 

この後洗濯をする。

洗濯機が置かれた場所を自由に使うことができるのはありがたい。

 

しかし、他のハイカーを見ない。

 

今日の距離:12.2マイル(19.5km)

 

7月21日(日)

 

今日は休養日。

朝起きてドアを開けると目の前はLeadore Innの受付の建物。

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ここに、オーナーが住んでるようだ。

洗濯機などもある建物。

屋根の上の煙突にロープが張ってあるのはサンタクロース用だろうか?

 

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この建物の周りには休憩できる場所が設置されてたりする。
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優しい感じの手作り感が漂う。

 

せっかくのフリーな日を使って、道具を洗ったり修復することにした。

 

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バックパックを分解して
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洗う
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部屋の入口の前に干す。

ちなみに靴も洗った。

前日、牛の糞を踏んだから丁寧に洗う。


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その後、修復キットを準備して
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破れた場所にリペアテープを貼り補強する。

何箇所か縫って補強した。

 

こんな事をしてるときに隣の部屋の人達が現れた。

彼らもCDTハイカー。アラスカから来ていた。

CantaloupeHoneydew

彼らにこの先のイエローストーンのバックカントリーパーミットの事を相談したら、途中ハイウェイ20号線に出たら10マイルのヒッチハイクでウェストイエローストーンの街に行くと良いとのことだ。

その時にマディソンホステルを使うと良いよ・・と電話番号も教えてくれた。

 

その後、昨日のレストランに昼食に行く。

あとはのんびり過ごした。

 

夕方、コンビニにビールを買いに行く。

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アメリカの店は外から見ると営業してるかどうか分からない店が多い。夕方6時前だし、当然営業してると思ってドアノブを握ると開かなかった。

営業は終了していた。

 

どうしても飲みたくて、割高なレストランのビールを買って飲んだ。

夕飯は即席ラーメン。コーヒーメーカーで湯を沸かし食べた。

 

 

明日は郵便局で荷物を受け取り、バックパックに入れてから出発だ。

 

今日はゼロデー。(トレイルを歩かなかった日)

 

おわり