マヨジーが行く

マヨジーが行く

マヨネーズ好きのじいさんが体験したことをあれやこれやと記録します。

CDT 13日〜15日 早くも撤退

 

 

こんにちはマヨジーです。

 

カナダ国境からメキシコ国境を目指すトレイルCDT(コンティネンタル・ディバイド・トレイルに挑戦中のマヨジーだ。どんどん疲れも溜まってきた。さて、どうなることか・・

 

6月23日(日

 

本来ならベンチマークという場所に食料デボを送っておいて、それを取りに行くはずだったが、結局できなかったので、今日はベンチマークに寄らない近道を進もうと考えた。

 

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しかし足首が痛い。腫れてるのがわかる。

この足の為にも近道で楽しようと考えた。

 

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さあ準備もできた!行くぞ!


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こんな感じの森を歩き出す。

なんとなくロングトレイルしてる感じになっていい。

足首痛いのでゆっくりと歩き出す。

 

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このテントはたぶんムーンシャインだと思う。

寝てるようなのでそっと歩く。

 

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彼も木からぶら下げてる。

ロングトレイル歩く人にとって、食料を高い木からぶら下げのは手間もかかり大変なので、多くはこのURSACKを使うようだ。

 

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分岐に来た。ここから近道コース。

スマホのアプリにこのコースは表示されないので紙の地図を頼りに歩く。

 

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どうせ一本道だろうと、花咲く道をどんどん進む。

それが間違いの元だった。

本来渓谷を進むはずが登り始めた。

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違うとわかったので地図を見てから、自分の位置を確認したがそれが間違いだった。

そして、この先超えてからトレイルの戻れるだろうと想像して歩く。ところが道がなかった。

でも、まだ合ってるのではと思い地図を見ながら進むと地形が違うことに気がつく。

 

はじめに自分の位置だと思った場所が間違いだと気づいた。

その時、変な谷の中に入っていたので川や斜面を辿り元のトレイルに戻ろうと苦労する。

その時に左足上の部分をぶつけて痛める。

 

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アプリの地図ではこんな感じ。

どこだか特定できない。

 

やがて見覚えのある地形に辿りついた。

トレイルがあった方角がわかり進む。

 

間違えた分岐がどこだか探した。

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これはわかりにくい。

 

しかも、その道に進むと道は不明瞭。

この時点で既に17時。

かなりの時間を迷って使った。

このまま不明瞭な道に進めば夜になる。

 

引き返すことに決めた。

アプリにある確実なトレイルを目指すが、足首の痛さと疲れで前になかなか進まない。

 

ようやく正規のコースに戻ったのは19時半。しかし、まだ明るいのが助かる。

テント泊できる最短のところを目指した。

絶好のテント場所があるとアプリの地図には書いてあるが見つからない。すると、声が聞こえた。その方へと行ってみると、テント場には3人の若者。教えてくれたのだ。

 

彼らの1人がマヨジーの破れた雨具を見てダクトテープあるから使うか?・・と聞かれた。

ありがとうと伝えて、どうせ破れるから切ることにした。

 

 

若者たちはシカゴ州から来ていた。CDTの一部を歩いてるという。

 

今日の距離:20マイルは歩いたけど実際進んだのは5.6マイル(9km)・・虚しい・・

 

6月24日(月)

朝から両足共にとても痛い。

今日の状況を見て先に進むかどうかを考えたが、このまま進めば山の上で動けなくなるかも知れないと苦渋の判断をした。

 

この先のBenchmarkまで進み、そこから街にヒッチハイクで移動しようと判断。まずはオーガスタという街。できたら先に進み送っておいた荷物を受け取れるアナコンダに着きたいが、ヘレナを目標にしようと思った。

アナコンダで2〜3日の休養を取ってから、足の状況を見て判断するつもりだ。

 

まずはベンチマークまでの14マイルを頑張って歩こうと決意。

歩き出しが特に痛いので、我慢しながら時速1マイルのスピードで歩く。

足元はボロボロだ。

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靴は両方穴が空いた。

この穴が出来たことで、隙間から足が出るため、踏ん張る時に無駄に力が入り足首にさらに負担がかかってる。

 

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美しい景色に感動するゆとりは無くなった。

 

ところが、突然前から馬の行列だ。

トレイルでは馬が最優先なので脇に寄る。

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その後も歩いてると現れたから全部で40頭くらいだっただろう。

レンジャーっぽい人も騎乗してたから、荷物も含めてガード・ステーションへと運んでいるのでは無いかと思われる。山に人が入るのはこれからの時期なのだろう。

 

気持ちも少しほぐれてコーヒータイムにした。

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ここで休憩してると現れた2人。

ドイツからのCDTハイカーだった。トレイルネームはSNAPPERNINJA。ドイツの同じ街からだと言う。彼らは初対面なのに自分がトレイルネーム・トトロだと知っていた。

途中で書き込んであったのを見たという。

この時点では恋人同士だと思った。

彼は東京と屋久島に行ったことがあると言う。彼女は笑顔を絶やさず明るい人だ。

この後、ベンチマークからオーガスタという街に行きモーテルで休むという。

そして、先に進んでいった。

 

コーヒー飲んだのと彼らに元気をもらえた気がして、その後最期の元気を振り絞って歩いた。

 

頑張ったお陰でベンチマークに着く。

ドイツからの2人に追いつくことができた。

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シャトルサービスが50ドルで利用できるのだが2時間待たなければならない。

待つのにしびれを切らした2人は道路に出てるという。

 

1人でベンチマークで待つ。

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しばらくして彼らのトトロ〜と呼ぶ声が。

そこには1人の別のハイカーもいて、運良く車をつかまえていた。

同乗させてもらうことにした。

もう1人のハイカーはSTRETCHというトレイルネーム。

車中での会話でドイツ人の2人は出会って16日だと言うのを知った。トレイル上で知り合って一緒に歩いてるそうだ。彼らは北上していてコロラドの雪に阻まれ、コロラド・ワイオミング・モンタナとヒッチハイクでたどり着き南下を始めたとのこと。

彼曰く、彼女はヒッチハイク・クィーンだ。簡単に捕まえるらしい。(マヨジーもヒッチハイクの時だけ女性になりたい・)

歩く順序はこだわらず歩ける場所を歩いてる。

 

 

4人を乗せた車はオーガスタに着いた。

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とても小さな街だがバーが4軒もあると言う。

そしてマヨジーは先に進む為に別れる。4人はレストランへと消えていった。 たぶん、何は無くともビールかな?


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この交差点でヘレナの目的地を持って待つ。

しかし、車の台数少ないな・・

と思ってたら止まった。

20分くらいで乗れてラッキーだ。

乗せてくれたのはカイルという名前で、仕事が終わりボルダーという街まで帰るところだった。

働く仲間はモーテルに泊まってるけど、自分は家で赤ちゃんが待ってるんだ・・と言う。

生まれて9ヶ月のKoiと言う名前の息子。

写真を見せてもらったが可愛い!

なぜ、あんなに目がクリッとしてるんだろう。

200km以上を車を運転して仕事をしに行く彼だった。

ヘレナで降ろしてもらってからモーテル探しをして安い宿を予約。

歩くと50分。足が痛いけど安い価格の為に歩く。

そして着く。
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価格の安い宿は思ってた通り治安が悪そうな場所にあった。浮浪者に声をかけられる。

 

今日の距離:いろいろ歩いたがトレイルだけだと9.8マイル(15.7km)

 

6月25日(火)

 

ヘレナのモーテルで一晩過ごした翌朝、9時頃にモーテルを出た。

近くのアウトドアショップに寄ってみたりとゆっくり進む。どうせアナコンダまでのヒッチハイクは困難だろうから気長に進もうと思った。

ドラッグストアでは足首の痛み止めを購入し、さっそく塗る。

 

それにしてもカジノが多い。

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カフェとリキュールショップに併設されたカジノ。


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ガソリンスタンドに併設されたカジノ。

2つはあくまでも一例。

コインランドリーに併設されてたり、誰でも簡単に開設できるのだろうか?

 

町外れが近くなり、いよいよヒッチハイクタイムになるかな・・と思ったら、リキュールショップから出てきた人に話しかけられた。

彼に「アナコンダまでヒッチハイクするんだ」と言うと、途中まで(彼の家まで)乗せて行ってくれるということになった。

町の近くでは車を拾いづらいからラッキーだ。

 

彼の車に乗り20マイル先の家へと向かった。

ヒゲ面の彼はなんと同い年だった。誕生日を聞くと13日違い。マヨジーの方が13日お兄さんだ。

彼は生まれてからずっとこの地に住んでいる。

話してるうちに家の近くに着き、下ろしてもらう前に20ドルを渡そうとしたら彼は受け取らない。

どうしても受け取って欲しいというと、それならばアナコンダまで送ると言う。

 

いったん彼の家に着いて車の荷物を降ろした。

マヨジーも手伝った。

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彼の隣にいる黒い犬は3歳になるスパイクという名前。

 

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この家は彼の手作りだ。1か月で完成したそうだ。

 

彼はビール好きだ。

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できたビール缶の山。

 

ふたたび車に乗ると、スパイクも乗ってきた。

3人(2人+黒犬のスパイク君)でドライブとなった。

実は彼はビールを飲みながら運転中だ。

ビールの味だけだと好きでないからと、トマトケチャップのようなものを入れて飲んでいた。少し味見していいかと聞き飲ませてもらうと悪くない。

そう伝えるとマヨジーの分も作って渡してくれた。

ビール飲みながらのドライブも悪くはない。

しかし、オシッコが近くなるのでコンビニに寄る。

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彼の車はニッサンのSUV。

 

そこからアナコンダはすぐだった。

彼はホテルのすぐ近くまで乗せてくれた。

ここで、やっと20ドルを受け取ってくれた。

 

今回の旅でヒッチハイクが簡単にできて、目的地に一発で着いている。アリゾナでは2時間以上待ったり、何台か乗り継いだなぁ・・

 

Booking.comで予約したホテルは予想外の場所だった。

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Hickory House Inn

おしゃれな外観だ。

間違って着いたのかと思いGoogle Mapで再確認するも合っている。

 

恐る恐る玄関に着くと、ちゃんと自分の名前が表示されてる。

日本の旅館にある◯◯様みたいな表示だ。

 

中に入ると女性が喜びそうな雰囲気が漂う。

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玄関から奥に伸びる廊下。

 

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リビングのような場所。

使っていいのだろうか?

 

声をかけても誰もいない。

自分の部屋と思われるドアに着いたら電話してとメモ書きがあった。

電話してみると、クレジットカードをテキストメッセージで送って欲しいとのこと。マヨジーにとって難題だった。アメリカでは電話番号あてにテキストメールが一般的だ。

実際送ると送れなかったので、海外でiPhoneを使う場合のことをネットで調べてみるとi MessageとMMSメッセージをOFFにすれば良いとわかったので再挑戦。すると送れた。

 

その後近くのピザハットで食事。

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ピザハット自体が初めての経験。カウンターの人のおすすめ通りに頼んだら多かった。

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ピザ半分は持ち帰りにしてもらった。

 

その後、郵便局へ。

送ってあった荷物を取りに行く。

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歴史のありそうな建物の郵便局。

 

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ここで友人に送ってもらった靴に履き替える。

本来白かった靴がボロボロ。

新品が鮮やか。

 

靴は郵便局のゴミ箱に捨てた。過酷な旅をありがとう!

 

荷物をホテルに置いてから、コインランドリーへ。

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街の風景はどこも写真の被写体になりそう。
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景色を楽しみながら歩く。

しかし、本当は足首が痛くてそれどころではない。

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コインランドリーにはカジノが併設されてる。

覗いてみたが、誰もいなかった。

カジノと言ってもマシンが並んでるだけ。要はアメリカンパチンコみたいなことかな。

 

ランドリーから帰るとオーナーさんのMarnieがいた。

聞けば、この家は117年の歴史があるという。

周りの建物も歴史を感じる家が多い気がする。

いったい何で栄えた街だったのだろう?

 

おわり