こんにちはマヨジーです。
Amtrakに乗ることを決め、ネットで調べたら、大きな荷物は1階席の方が置きやすいから1階を選んだ方がいいと書いてあった。だから、1階を選んだが、他の荷物の大きい人たちはみんな1階に置いてから2階席に上がってた。
だから、1階席はガラガラ。
1階を選んだためチケットにはLower Level Coach Seat と書かれてる。このチケットの方が2階席より安かったのかは覚えていない。16人座れる部屋に2人だけとなった。
尚、このチケットは日本からネットでクレジットカードを利用して購入できる。
そのEチケットを印刷して持って行くだけで乗れる。
乗る時にどの車両なのか不安だったが、駅員が案内してくれた。
Amtrakは席と席の間が広くゆったりしていた。
座席は足元の下を上げ、背中を倒すと眠りやすい。
寝台の席もあるが貧乏旅行者はこれで充分だ。
荷物を隣に置いて他の人が座らないように確保したが、全然必要なかった。
なにせ、この部屋には2人しかいない。
ゴミ箱はどんだけ入るのかわからないくらいのダンボールが用意されていた。
一番左の白い箱がゴミ箱。置いてある荷物は2階席の人のもの。
ダンボールを使うのは処理のしやすさと、ゴミ箱自体を洗う手間を省くためなのだろうか?
ちゃんと絵が描かれてるから、これが基本のゴミ箱なのだろう。
列車は夜の12時頃にSpokaneという駅で1時間くらい止まる。その間にシアトルから来た車両が合体したようだ。一瞬ガタンと前に押し出されるのを感じた。
多くの時間を夜間走るから景色をずっと見れるわけではないが、長距離列車を経験することができた。
実はこの移動中に時差が生じる。
それだけ広いアメリカだ。
イーストグレーシャーに着く前に窓から見えた景色
これがイーストグレーシャー駅
降りて再度アムトラックを撮影すると長さがすごい。
降りたら泊まる場所へと歩く。駅からすぐだ。
Serranos Mexican
ここはメキシコ料理店でこの裏に今夜泊まるバンクハウスがある。
メキシコ料理店の人に案内してもらったバンクハウス。素敵な外観だ。
メキシコ料理店のオーナーが何故このバンクハウスを運営してるのかは不明。
中はとても綺麗。2晩泊まることにした。明日バックカントリーパーミションを取りに行くつもりだ。
バックカントリーパーミションとは国立公園内で泊まる時に必要になる。日帰りなら必要ない許可だ。
荷物が届いてるかと聞くと、まだ郵便局にあるらしい。
必要なら取ってくるといいよと言われ、近くの郵便局へ。
届いてたのでパスポートを見せてもらってくる。
戻ってから、Serranos Mexican の人にグレーシャー国立公園のバックカントリーパーミションの取得の仕方を聞いてみた。
最初に対応してくれた女性は分からずグロサリーストアで聞くといいよと教えてくれた。
これがすぐ近くの小さなグロサリーストア。小さな町なので歩ける範囲にある。
りんごとワインとライターを買ってから聞いてみると、トゥーメディスン(Two Medicine)という場所まで行けばいいらしい。そこまで行くのにシャトルバスが駅の反対側からあるが、ヒッチハイクしてる人も多いよ・・と教えてくれた。
戻って部屋で軽く食事しながら考える。
ヒッチハイクで明日行って、帰って泊まるより明日ここから北に向かって逆方向に歩いた方が1日無駄にしなくていいのでは?・・と
ロングトレイルでは良くあることだが、ただ一方方向に歩かず、セクションに寄って歩く方向を変えたり、雪が多いセクションを後回しにしたりして歩く。
悩んだ挙句、今夜はちゃんと寝て、明日北に向けて歩きを開始しようと決心した。
そして、またSerranos Mexicanへ顔を出して、頼んでみた。
バンクハウス2日間を1日にしてルームに変更してもらえますか?と・・
ここのオーナーはJeff。Jeffは今年からここのオーナーだ。元はエンジニア。オハイオから来たという。
彼は快く変更してくれた。
バンクハウスの2泊は45ドル20セントだが、変更してもらったルームは56ドル50セント。モーテルに比較して安い。
今夜はベッドでちゃんと寝て明日に備えることにした。
明日歩く場所の地図を見ながらワインとした。
このパンなかなかイケる!
Serranos Mexicanから歩いて1分くらいの場所にあるRock'N Roll Bakery の手作りパンだ。
店内ではアウトドアグッズを販売してるという不思議な店。ダーンタフというお気に入りの靴下もここで売っていた。ここでガスカートリッジを買った。
グロサリーストアで買ったワインはワシントン州コロンビアバレイで作られてるカベルネだが、少し甘めではあるがベリーの香りを感じて美味しかった。
明日から頑張りすぎないよう頑張るぞ!
おわり