マヨジーが行く

マヨジーが行く

マヨネーズ好きのじいさんが体験したことをあれやこれやと記録します。

下仁田の根無し山 四ツ又山

こんにちはマヨジーです。

 

前回出かけた小沢岳はマッターホルンに似ていたが、今回は4つのピークを持つ山だ。

ピークが四つあるそのギザギザから四ツ又山という名前になったらしい。

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四ツ又山

この山の近辺は下仁田ジオパークの中心となる場所だ。

下仁田には中央構造線が走ってる。

そのためにおかしな事が起きている。実は四ツ又山は遠く海から移動して来たそうだ。

それが中央構造線のイタズラのようだ。

「動かざること山の如し」と言った人がいたが、どうやら根無し山は違うらしい。

中央構造線とは九州から伸びる日本最大の断層だ。

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下仁田付近

四ツ又山をはじめとする付近の山は跡倉クリッペという層になるらしい。

そのクリッペとは根無し山の事だ。

太平洋の島々が1億年かけて移動して下仁田に来た。だから元々あった山からすればお客さんが来たようなものだ。

 

1月15日、そんな四ツ又山にいつものように登山道が無い場所を登って来た。無理に登山道が無い場所を歩かなくても、ちゃんと登山道はある。でも薮岩大好き人間になってしまった今はどこから登ろうかと考えるのも楽しい。

登ったのは四ツ又山の北側の尾根だ。中央構造線が走っている付近から登り始めた。

 

車を止めたのは宮室の逆転層という地形がある奥の林道脇だ。

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すぐに川を渡り尾根に向かった。

薮岩お決まりの地盤の緩い急斜面を登り振り向くとしれいた山(白板山)が見えた。

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山頂付近に見える白っぽい壁が名前の由来だ。

 

そして杉の植林地を通る頃には急斜面は収まっていた。

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これは動物の寝床だろうか?

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ここだけ掘られて整地されている。

 

しかし杉の植林地を抜けると薮の痩せ尾根だ。

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さらに急な斜面は木を掴み、四つ足をフル活用して歩く。

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こうなると進むスピードが大きく落ちる。

いつもの事だが、薮の多い場所を歩いて帰り、家で風呂に入るといたるところがヒリヒリする。

今夜もヒリヒリになりそうだ。

 

頑張って進みやっと着いたのがここだ。

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彼は何を思い立ってるのだろう?

 

ここからは一般の登山道だ。

それぞれのピークには違う像が立ってる。

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進む方向には鹿岳(かなだけ)が見える。
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ラクダのコブのようだ。

 

四ツ又山の最後のピークの枯れ木でふさがれている場所に進み北稜へと向かう。一般道との付き合いは短かったが薮岩に進もう!
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この先にあると思われる岩が心配だが、もし乗り越えられなかったら右のルンゼへ下りようと思い進む。

 

おっと誰かの大きなゲンコツか?

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尾根上に大きな石が転がっていた。

たまに、尾根にある取り残されたような岩の塊があるが、会いたかった岩に出会ったような気持ちになる。

 

この付近からは妙義山方向が見えた。

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あいにくの曇天だが、シルエットも美しい妙義山だ。

 

心配していた岩山部分は登ることが出来た、しかし進んだ先には切れ落ちた崖があった。

これは懸垂下降しか方法が無い。

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役20メートルの垂直壁の懸垂下降だった。

薮の中の懸垂でないからロープがまっすぐ伸びて気持ち良い。

 

その後は急な下りが続いた。

木を頼りに進む。

しかし、木の半数は信用できない。枯れているのだ。体重を預けた途端木とともに倒れる。

というより落ちる。

だから、木に「お前は大丈夫か?」と問いかけながら慎重に歩く。

 

木に頼ってるのは自分だけではなかった。

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二本の木を使う匠の技だ。

 

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こちらは締めすぎてる。

ベルトを締めた時の自分のたるんだ腹を想像してしまった。

 

しばらく行くと下から沢の音が聞こえてきた。

そして、沢へと下りて車の場所へと戻った。

 

下りで使った尾根は急な下りもあり危険だが、途中で景色を見れる場所が用意されている。

マヨジーの好きなタイプの尾根だ。

 

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おわり