マヨジーが行く

マヨジーが行く

マヨネーズ好きのじいさんが体験したことをあれやこれやと記録します。

秘湯中の秘湯へ

こんにちはマヨジーです。

 

11月になって秘湯ハンター活動が滞ってる。でも、決して忘れてたわけではない。

 

今回は秘湯中の秘湯

広河原の湯だ。

今回、同行したのはすっかり秘湯にはまったHさんとMさんだ。物好き三人はゆっくり過ごすためにテント泊とした。

 

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この広河原の湯は奥鬼怒にある。

川沿いに作られた遊歩道を歩いていく。

しかし、進入禁止となってる。だから良い子は入っちゃダメだ。

どうやら、崩壊してる場所があるらしい。

 

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川沿いを歩くだけだし、崩壊なんて少し遠巻きするだけで楽々だぁ!・・と考えたマヨジーは荷物が重くても大したことがないだろうと思った。

11月15日、夜はすき焼きだ!とネギをザックに挿して、いつもより重めの荷物で噴泉塔入口をスタートする。ネギは美味しい下仁田ネギだ!

ザックは荷物が多くて閉まりきらない。

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駐車した場所をスタートしてから近くの橋を渡る。

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立派な歩行用の橋だ。

なんだ!楽々コースを予感させるでは無いか。

 

しかし・・・

その後コースは荒れてるとわかる。

 

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歩道をふさぐ倒木

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乗り越える

 

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荒れた歩道

 

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穴が開いて通れない遊歩道は山側を回り込んだ。

 

 

川沿いの歩道だが、砂防堤防があるためか登って下るを繰り返す体力も要求される。荷物を軽くすれば良かった・・

歩道が壊れ、倒木があることからよく解りにくい迂回路を歩くことになる。

予想と違った。

 

迂回路だと思いリボンの目印を追って進むと、違う方向に歩かされた。

 

そして、以前はあった川の橋が壊れてるために数回の渡渉(川に入って渡ること)をしいられる。目的地の広河原の湯までは予想を大きく上回るハードな道のりとなった。

しかし、川の水は上部に温泉があるせいか、凍てつくほどの冷たさでは無くて助かった。

 

結局、広河原の湯に着いたのは予定していた2時間をはるかに超えて倍近くかかってしまった。

 

**仲間達について**

さて、ここで秘湯ハンター・マヨジーと秘湯ハンター会員達(本人達は会員と思ってないかもしれないが)との出会いについて話そう。

マヨジーがとあるSNSで勝手にハイキング内容を書いてたところをある人からハイキングに誘われた。

その人がSさん。Sさんはクライマーであり海外の山々も登るベテランだ。

そんなSさんに誘ってもらったことで仲間達と知り合った。Sさんの仲間達は前向きだ。登山の計画を知ると貪欲に参加する。

Sさんの登山に参加することでSさんからロープワークを教わったり、危険な場所を安全に歩く術を身に付けることができる。

だから、秘湯ハンター会員達は上級者コースも経験を積んでいる。

こんな素晴らしい仲間達に会えたのはSさんのおかげだ。

ちなみにSさんは登山のブログを書いている。

hikingbird.exblog.jp

 

 

 

今回メンバーのHさんは重い荷物を平気に持つパワフルな人だ。食料など多く待つためにいつも重い。おそらく食料の半分は持ち帰りだ。だから、Hさんと遭難しても餓死は免れるだろう。

 

Mさんは「健脚Mさん」と呼ばれるくらいに歩くのが早い。身長が高くは無いのにスイスイ歩き、しかも岩場も怖がらずスイスイと進む。一緒に山を歩いた人で彼女より早い人を見たことがない。マヨジーが一生懸命歩いて振り返ると平気な顔をして後ろにいる。

 

今回のような崩壊した道に行くのも、そんなメンバーだからこそできる。

だから、このブログを見た人が自分も簡単に行けると思い計画はしないで欲しい。行く時は必ず上級者の人と同行して欲しい。

 

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さて温泉の話に戻ろう。

この広河原の湯は脱衣所や宿泊所やトイレなど一切なし。

ホントに何も無い。

あるのは先人たちが使ったブルーシートやパイプだ。

広河原の湯に着いてからすることは、まず風呂場作りだ。

湯は沸いてるが、風呂は無い。

だから作る。

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写真の奥の四角いコンクリートの左側に湯が流れてる。上にはブルーシートとパイプ、スコップが残置されてる。

 

窪みに深さを得るために少し砂をかき出してからブルーシートを敷いて、残置されてるパイプを使ってブルーシートに湯をためた。

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湯量と温度が良い状態になるまで2時間以上かかってる。

 

湯を貯める間に夕飯を食べた。

テント泊で食べる料理はいつでも美味しい!

もちろんワインも美味しい。

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また2リットル持ってきてしまった。

 

豪華すき焼きを前にして乾杯

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ワインでほろ酔いになった後、いい湯加減の風呂に入った。

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フラッシュのせいで明るすぎて工事現場で水浴びしてるジジイみたいだが、暗い中で入ると自然を満喫できる良い温泉だ。

 

夜空には星がきらめく。

流れ星も見ることができた。

最高の瞬間だった。

 

その後、早めに眠りについた。

温泉のせいでホカホカなので、すぐに眠ることができた。

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翌朝は朝風呂だ。

 

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満足!満足!

 

**噴泉塔**

実は広河原の湯の奥には天然記念物の噴泉塔かある。

まったりしたいHさんを留守番役に任命し、Mさんと向かった。

 

歩いて約1時間。

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川を渡ったりしながら噴泉塔に着いた。
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見事な滝だ。

温泉と滝が混じり合う場所。

 

そしてこれが噴泉塔

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お湯が先から出て、温泉成分が少しずつ付着して塔を形成する。

天然記念物の貴重なものだ。

湯の温度は高くて触ってられない。

 

ここは一見の価値がある。

しかし、来る途中の橋は流され、道も危険だ。

いつの日か遊歩道が修復されるだろうか?

 

テント場に戻ってから名残惜しい気持ちを抱いて再度風呂に入った。

実はこの湯は前夜は透明だったが、一晩中掛け流し状態にしていたことで翌日には白濁色に変わっていた。一見透明に見えた源泉の湯は白い成分を含んでいてブルーシート内に沈殿したのだった。

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この湯を流してブルーシートを撤収して帰ることになった。

また来よう!

仲間達と約束した。

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

秘湯ハンターが行く(本沢温泉)

こんにちはマヨジーです。

 

10/23に白馬鑓温泉を制覇したが、1日空けて次の温泉に向かった。

 

この温泉に行くのに笠ヶ岳で1人ビバーク体験をしたHさんを誘ったら、後で「エッチ〜」と返信があった。実は本沢温泉の露天風呂は混浴だ。

日頃、マヨジーは女性と一緒に登山しても、荷物持ちか単なる同行者としか見られてないかと思ったが、どうやら男と認めてくれたようだ。

「ありがとう」と感謝の意を伝えた。

 

10月25日、HHマヨジーはHさんの他にKさんの2人の美女(だと思う)山仲間を得て八ヶ岳へ向かう。一泊二日のテント泊だ。

おっと!この HHは秘湯ハンターの略なので誤解しないで欲しい。2人の美女の為に Hが倍増したわけではない。

 

本沢温泉は八ヶ岳の東側にある日本一高所の露天風呂として有名だ。

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行くのに一番簡単な方法は本沢入口に車を置き、そこからコースタイム2時間10分を歩く。

ところが、台風の影響で本沢入口からの登山道は崩壊しており通行止めとなっている。

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なので稲子湯からの歩きとした。本沢入口から歩くより1時間半多くかかる。

のんびり歩いて行こう!

 

テント泊の荷物の中にはワインも入れた。

人数少ないのと滞在が1泊なので今回は2リットルだ。前回、苗場山登山の時に2日間3リットルで足りなかった反省を活かしてる。マヨジーは日々学習してるのだ。

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そして、今回は新しいザックだ。

GOSSAMER GEARのマリポサ。重さは850gで60リットルの大容量。軽さとポケットの便利さを気に入り来年のアメリカ行きに向けて購入した。

アメリカでは2リットルのワインは水に変わるだろう。

 

さあ、日本最高所の露天風呂に向けてスタートだ!

昼頃に、稲子湯の近くの登山口から歩き出す。

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比較的緩やかな登りの先には黄金色に染まった唐松が美しい。ちなみに後方を歩いてるHさんの荷物は15kgはある。タフな人だ。そしてKさんも1人で気軽に登山に行く人だ。それぞれ自分のテントを担いでコンロなども持っている。自立した登山家だ。

 

そして、しらびそ小屋だ。

池が目の前にある素敵な小屋だ。

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本沢温泉に着いたのは16時頃。

すぐにテント泊と温泉の申し込みをする。
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テント泊は600円と安い!

日本最高所の露天風呂も600円だ!

ちなみに内湯も入れて露天風呂とは別料金の800円。

 

受付を終えてテントを張る。

マヨジーは今回はツェルト

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ツェルトは寒いが温泉に入って寝れば大丈夫だろう。

 

夕食はHさんのテント内で塩ちゃんこ鍋、寒いこの時期には素晴らしい夕食となった。

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鶏肉、肉団子、野菜、マロニーを入れた鍋は美味しく、ワインもすすむ。

 

少しほろ酔いになって露天風呂に向かう。

登りとなるので酔った3人は心臓バクバク、息ハアハア。

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夜空には丸い月が美しい。

テント場から歩いて15分ほどで露天風呂に着いたが誰もいない。独占だ!

露天風呂には木の蓋がされていている。冷めないようにというよりは、枯葉が入るのを避けてるのかもしれない。蓋を開けて温度を確認すると丁度良い!

 

 

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月夜の中での露天風呂に入った。白濁した温泉は入ってしまえば恥ずかしさは無い。

だが、外で服を脱ぐには寒い季節だ。しかも重ね着をしてるから脱ぐのに時間がかかる。

早く入りたいと焦りながら、そしてよろけながら入る3人だ。自分のことに夢中で人のことなどかまってられない。マヨジーのポッコリお腹を隠す余裕は無かった。

 

そして、入った瞬間、幸福感に包まれる。

白馬鑓温泉に続いてHHマヨジーが秘湯2湯目を達成した瞬間だ。

 

月夜だから星が見えにくかったが、それでも夜空を眺めていると流れ星が走った!

月夜、流れ星、秘湯。何も言うことはない・・・至福の時間だ。月夜に浮かぶ湯船の中の3人の姿は美しかった・・・と思う。

 

2時間程入った。2時間入ったのはいい湯だったこともあるが、寒い中で出る気がしなかったからだ。出た瞬間に寒さが襲ってくるのが恐ろしかった。

 

しかし、勇気を出して現実の寒さに向かい合った。

もちろん、重ね着地獄の為、着るのにも時間がかかった。寒くなる前に服を着ようと夢中になった。

 

注: 温泉までは普通の登山道で夜道は危険だ。そして、外気温と温泉の温度差もあるので慣れない人は夜には行かないように!

 

 

温泉後に暗い山道を戻りやっとテント場に辿り着く。

なんとなくツェルト内に温泉臭が漂った。ワインを一杯飲んだ後、眠りに落ちた。

 

翌朝、下山となる。

マヨジー率いる軟弱登山隊は八ヶ岳の山には登らず、そのまま登山口に向かった。

 

その道すがら、しらびそ小屋では池に浮かぶ景色の美しさに感動。

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唐松の黄金色も美しい。

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満足して下山したHHマヨジーと仲間が昼ごはんを食べに向かったのは

「焼肉ふじもと」

佐久郡川上村にあるお店だ。

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見た感じは蕎麦屋といった風情。

看板にも蕎麦と書いてあるが、蕎麦は取り扱っていなかった。

 

ここは焼肉定食がオススメだ。

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その場で厚みのある肉を焼きながら食べる。

ご飯の量もスープの量もあり美味しいキムチで満足できる。

このガッツリ系の焼肉定食は山でのエネルギー消費を補給するには充分だ!

 

自宅に帰って残ったワインを飲もうとしたらコップの底に少ししか無かった。

マヨジーのワインの量の計算はバッチリだったことになる。1晩3人2リットル。今後はこれが基準だ。

 

 

温泉、 食事、景色に満足したHHマヨジーは次なる秘湯に意欲を燃やす。

これから制覇する予定は11月に広河原の湯三斗小屋温泉だ。

 

さて、今回使用したザックGOSSAMER GEARのマリポサだが、60Lの容量で850gという軽さでの背負い心地が心配だった。しかし、中にフレームも入った構造のせいか、しっかりとフィットした。軽量ザック=背負い心地がイマイチというのがマヨジーの今まで思っていたことだが、15㎏の荷物を持った背負い心地はまずまずだった。横に振られる感覚も無い。腰ベルトのポケットが大きくて行動食を入れやすい。ザック両側にあるポケットも使いやすい。右側の下のポケットには500mlボトルが2本は入り登山中も落ちにくい。左側のポケットにはサーマレストの折りたたみマットも入れることができる。ただ上蓋にあるポケットは入れにくい気がした。

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

秘湯ハンターが行く(白馬鑓温泉)

こんにちはマヨジーです。

 

今回は秘湯ハンターとなったマヨジーだ。

今後、1ヶ月の間に

 

白馬鑓温泉 標高2100m

本沢温泉 標高2150m

広河原の湯 たぶん標高1600mくらい

(手白澤温泉の代替え)

三斗小屋温泉 標高1480m

の4つを制覇する。

 

しかし、最近膝が痛い。

実は不帰ノ嶮の下山中に全然危険でない場所で転んだ。転んだ瞬間まず誰か見てないかと振り返った。見られてたら恥ずかしい安全な場所だ。その時に膝をひねった。

 

下山後、この先の登山に対して心配になった。

その時に浮かんだのは野村克也さんの「心配とは行動の不足からくるものである」との言葉だ。

そうだ!マヨジーはひたすら動くのみだ。

膝に良いかどうか心配せずに動こう!

そしてランニングをした。アスファルトの振動が膝にズンズン来た時もあり、今だに痛いが良くなりつつある気がする。

 

以前、膝痛て病院に行った時医者に「加齢からくるものですね」「登山はおススメしません」と言われた時も登山を再開したら治った。

治る理屈はわからない。

 

 

さて秘湯ハンター・マヨジーに話を戻そう。今回は白馬鑓温泉に行ってきた話だ。

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実はこの白馬鑓温泉を訪れるのは今年3度目だ。

2度も来ているのに入っていなかったのは秘湯ハンターになる前だったからだ。今のマヨジーは違う。

 

2回の訪問は以下の内容だ。

 

1度目は滑落した時

 

www.mayoji.com

 

2度目は不帰ノ嶮へと周回した時。

 

www.mayoji.com

 

実は2回とも小屋が営業していなかった。

1度目は6月で建設中、2度目は9月末の小屋を壊してる時に訪れた。

今回は当然だが小屋も無くて、営業はしていない。

 

10月23日の朝、夜明けの猿倉荘から歩き出す。

いいぞ、いいぞ日よ上れ!

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他にも登山者がいたが、白馬岳の方に向かって行った。この辺りは紅葉が美しい。

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マヨジーは鑓温泉へと向かった。

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滑落注意の文字を見て、他人事とは思えない。慎重に通り過ぎる。

 

猿倉荘から白馬鑓温泉へは山と高原地図のコースタイムで4時間半かかる。

行こうとしてる温泉の中で最も時間がかかる。それなりの登山する人でないと来れない温泉だ。

 

このコースは水場があるので助かる。

飲み放題だ!

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生水を気にせず飲める人なら、500mlボトル1本あれば補充しながら歩ける。

 

天気もまずまず!

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これは池だ。温泉じゃないぞと自分に言い聞かせて通り過ぎる、


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高い場所は紅葉は終わってる。

 

そして、白馬鑓温泉に着いた。

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 小屋は無い。

 

テント泊の人がいたが、湯船には誰もいないぞ!

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貸し切りだ!

薄い青緑の透明な色がマヨジーを誘っている。

 

ここで、ビールとコンビニおにぎりを出した。

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温泉でビール!

これをやりたかった。
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温泉に入る単なるジジイだ。

満足、満足!

ビールの酔いも加わって、天国に迷い込んだかのようなジジイになった。

 

さてお湯の感想だが、入った瞬間肌がヒリヒリとする。効能など何もわからないが、肌を刺激する感触が「効いてる!」と思わせる。

登ってきた疲れが取れるような気になる。

底面はヌルヌルしてるので転ばないように注意した。せっかくここまで転ばずに歩いて来たのだから、風呂で溺れて死んだら浮かばれない。

 

マヨジーには熱すぎて長くは入ってられず、上半身を常に出していた。

きっと雪が積もった頃にくると丁度良い湯加減かもしれない。

 

しばらくして、晴れてたはずの空が雲に覆われ出した。

どうやら下山しろと言ってるようだ。

温泉でリフレッシュした後の下山は足取りが軽かった。膝も心持ち良い感じになった。

     効能:膝に良い(個人的感想です)

 

登山口の駐車場に戻ると朝は暗くて見えなかった紅葉が綺麗だった。

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さて、次はどの温泉を征服しようか。

 

おわり

 

 

 

秘湯ハンターになろう!

こんにちはマヨジーです。

 

前回行った秘湯赤湯温泉(苗場山)での露天風呂が良かった為、温泉を追い求めるマヨジーになった。秘湯ハンター・マヨジーの登場だ。

 

そもそも、マヨジーは露天風呂好きだったことに気がついた。

実は数年前にマイ露天風呂を某所に作った。

それがこれだ。

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浴槽はホームセンターで購入した単なるプラスティックの水槽だ。

砂利とセメントを混ぜてコンクリートを張り、柱を立てて屋根も付けた。

水槽の縁には木で枠をつくり、それらしくした。

出来栄えはまずまずだ!

風呂場からホースでお湯を入れて入る。

雪が降れば雪見風呂だ。

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しかし、作った時点で満足度は頂点に達して、以降入ったのは数回のみ。

 なんていう時間の無駄遣いだ!

 

そんな無駄な人生を歩んでるが、久しぶりにマヨジーには露天風呂好きとしての血が再び湧き立っている。無駄なことでも夢中になるのは無駄ではないと感じるマヨジーだ。

自分でも何を言っているのかわからないが、今は秘湯ハンターに徹しよう。

 

そこで、歩きでないと行けない露天風呂を高所順に並べた。

 

1位、本沢温泉 標高2150m 長野県

2位、白馬鑓温泉 標高2100m 長野県

3位高天原温泉 標高1900m 富山県

4位、手白澤温泉 標高1700m 栃木県

5位、三斗小屋温泉 標高1480m 栃木県

 

となってるようだ。

よし行こう!

と計画を立てる。

 

本沢温泉、白馬鑓温泉、三斗小屋温泉は計画をすぐ立てられた。登山とからめていけば良い。

近いうちにテント泊か日帰りで行くだろう。

しかし、高天原は往復3〜4日の山歩きをしいられると分かり、今年はあきらめた。

あきらめの早いマヨジーだ、だが、しつこい。来年行くかもしれない。

 

もう一つ、奥鬼怒にある手白澤温泉については一軒宿に泊まることが必須条件になっており、日帰り入浴は無い。

入りたいが宿に泊まるつもりはない。

宿に泊まらないと入れない。

悩んだあげく、近辺を調べてみた。

 

すると発見したのが広河原の湯だ。

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手白澤温泉から近い!

しかも、2時間くらい歩く秘湯。そして、無料。

ここに行って、手白澤温泉に行ったことにしようと都合よく考えるマヨジーだ。

 

実は広河原の湯は何もない河原。でも湯が沸いている。風呂場があるわけではない。

どうやら、温泉に入る人はブルーシートに源泉から湯をひき、川からは水をひき丁度良い湯加減の風呂を作る。

DIY温泉と言ったら良いだろうか。

 

だが、ここへのルートは山と高原地図では破線(一般登山道より危険)となっており、注意書きとして「崩落が激しく歩行困難」と書いてある。

調べてみると最近も人が行っている。テント泊している人もいる。誰かが行けるならマヨジーも行けるはずだ。

渡渉箇所もあるが上流からの温泉の湯のせいか、それほど冷たくはないらしい。

この野性的な温泉こそマヨジーの求めている秘湯だ!

広河原の湯に行こう!

テント泊してのんびり過ごそう!

 

おそらく、この温泉はやることはたくさんありそうだ。

重労働となると思うが、石をどけたりして入りやすい窪地を作ったりする必要もあるだろう。

テントを張れる状態でないかもしれない。平らな快適な場所を作ろう!

行き当たりばったりでやることが多そうだ。

でも、その結果として入る温泉は格別に違いない。

ワインを飲みながら、満点の星空の下、湯につかるシーンを思うと素晴らしい!

 

 ということで秘湯中の秘湯・広河原の湯は11月の某日に行くことに決めた。

 

今月中の計画は白馬鑓温泉と本沢温泉。

秘湯ハンター・マヨジーは行くぞ!

 

おわり

 

赤湯温泉から紅葉の苗場山

こんにちはマヨジーです。

 

苗場山へ行こうと決めた。

さあ準備だ!

とパッキングした荷物がやけに重い。

このせいだ!

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未だかつて登山で3リットルのワインを持ったことは無い。重いはずだ。

いったい苗場山で何をしようと言うのか?

 

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集まったメンバーは4人。

笠ヶ岳でビバークしたHさん、その時に一緒にだったMさん、新たにKさん。

そしてマヨジー。

 

 

10月7日(日)

 

苗場山にはいろんなコースがあるが、その中でも面白いと思ったルートが赤湯温泉から回る周回ルートだ。赤湯温泉は苗場スキー場の奥にあるランプの宿として有名な温泉だ。そして、その温泉に入ろうとするには苗場スキー場の奥までガタガタの林道を車で進み、小日橋で駐車した後、2時間半に及ぶ山歩きがある秘湯だ。

 

その赤湯温泉にはテントを張れる場所がある。

そこを拠点にした苗場山登山が今回の目的だ。

テント泊装備の重い荷物を運ぶのは赤湯温泉まで、2泊で4人分のワインを運ぶことになった。

 

途中、色を付けた木を見て、この先の紅葉に期待が高まる。しかし、あいにくの雨だ。明日に期待をかけようと思いながら重い荷物を背負って歩く。

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鉄橋を渡り駐車位置から2時間半ほど歩くと・・
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赤湯温泉山口館に着く手前のテント場に着いた。

テントを張れる場所がある。ここは何と無料!
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おっと!張れる良い場所はすでに占有されてたるじゃないか!

仕方がないので隙間に張った。登山道にはみ出して張るしか無かった。

 

 

赤湯温泉はこんな山奥だが明治30年から続いてる。その魅力はやはり河沿いにある露天風呂だろう。(温泉に入るのに500円)

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これは開放的な玉子の湯

 

青湯、そして玉子湯・薬師湯は時間によって男性、女性が入れ替わる。だから、時間差で全ての湯を楽しめる。

しかし、夜8時を過ぎると全て混浴となる。

 

初日の夜8時過ぎに2回目の温泉に入った。

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街灯も何も無い山の中の温泉は真っ暗だ。

 

その時に、2組の夫婦と一緒になった。

暗闇だから、年齢はよくわからない。

そのうちの1組の夫婦の奥さんと話をしてると、ご主人が40年前にこのお風呂で満天の星を見たとのことだ。その美しい星空の思い出が奥さんを連れてくることとなった。

 

だが・・

残念ながら雲におおわれて空に星は見えない。

この場所に想いがあり、そこに2人で来れた。

だからといって星が見える訳では無い。

 

しかし、話をしているうちに奇跡が起こった!

 

空をおおっていた雲が晴れて、なんと星が山あいの空を覆うように現れた。

その星空を見て、奥さんが「涙が出てきた」と・・

 

ご主人の強い想いが雲を消したのかはわからない。でも、そう思ってしまう時間だった。

 

この夫婦の人生の幸せの一瞬にいることができて、マヨジーにも幸せな感覚が伝わった。

偶然の積み重ねが幸せをつくる瞬間だ。

限りない時間をかけて星の光は旅をして、この夫婦の心に届いた。

 

 

ご夫婦から頂いたマヨジーの幸せな感覚とは裏腹に、その夜のマヨジーは寝られなくなる。

夕飯となったキムチ鍋を食べ過ぎた。美味しいものだからついつい食べてしまった。

横になると胸焼けが喉を襲ってきて、朝まで続く。

 

 

10月8日(月)

朝、6時過ぎに軽い荷物で赤湯温泉を後にした。あまり眠ってないが、胸焼けも治り登る期待の方が上回る。

 

このコースは1日がかりの周回コースだ。

ここを周回する人は少ない。百名山狙いの人は楽な反対側から登る。

 

さて、このコースの魅力を伝えよう!

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まずは川沿いを登る。ただの河原だから登山道らしくは無いが塗られたペンキを頼りに上流へ向かう。

いきなりの荒れた河原で戸惑うが大丈夫だ。

 

しばらくして、鉄橋が現れるので渡って登山道を進む。

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ルートは迷いそうな場所は少ない。

そのルート上から見る秋の景色が最大の魅力。

 

おっ!このキノコは?
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クチベニダケ。

押すとパフパフと粉を撒き散らす。


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ブナの森の紅葉


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やがて赤い彩り


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美しさに感動。


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そして、向かう先に見えた苗場山。台地状であることがわかる。

幸いに青空が見えた!


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最後にクサリ場。変化が楽しい!


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鎖場を過ぎて上がると、山の上は広い湿原となっている。

これが苗場山の特徴だ。


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台地状の平らな場所には池塘がところどころ現れる。この苗場山には山頂標識もあるが木々の間だ。苗場山頂ヒュッテからすぐ近くにある。山頂自体の魅力は山頂であることだけ。だから、長時間滞在者はいない。みんな景色を見渡せる場所で休む。

 

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苗場山頂ヒュッテ

 

この近くで昼ごはんを食べた後は下山だ。先は長いぞ!

その長い下山路に選んだ赤倉山コースは誰にも会わなかった。滑りやすい登山道に苦戦しながら歩く。

実はこの下山路から見た紅葉が一番美しかった。

 


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美しくて立ち止まる。


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反対側に見える山の斜面は見事だった。

 

疲れてテント場に戻ると5時を過ぎていた。

風呂に入った後、食事となる。
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今夜は食べ過ぎないぞ!

と思っても美味しいトマト鍋を見ると、ついつい食べてしまう。

 

実は、3リットルのワインは多いと思ってたのは間違いだった。

この日の分は4分の1しかなかった。

なので、ビールを購入。

昨夜は放っておけば、ワインを飲みつくされただろう。

 

その夜の露天風呂では、この赤湯温泉までの登山道を歩き通して来たという3歳の男の子と会った。この年齢にして温泉大好きだと言う。

 

10月9日(月)

名残惜しいテント場を去ったのは8時。

下山路は初日の雨とは違って爽やかな空気が流れていた。

 

登山口に戻ってから車を走らせて向かったのは永井食堂。

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着いたのが12時半。やっとの事で車を止められた。

そこには、10人以上が並んでいた。

だが、10人以上並んでいても待つ時間は少ない。

その理由は店員さんの注文対応力だ。コンピューターのように注文と席を割り振り無駄がない。

そしてここのモツ煮定食は美味い!

 

食事をし終わってから、疲れを忘れて苗場山の満足感に浸りながら帰った。

 

 

おわり

 

 

 

不帰ノ嶮(かえらずのけん)

こんにちはマヨジーです。

 

今回は天気の様子を見ながら白馬岳方面に行くことにした。白馬岳の滑落した場所にも再訪したいと思っていた。

 

 その記事についてはこちら

www.mayoji.com

約、2ヵ月前の話だ。

 

そして、行きたかった不帰ノ嶮を絡めて道を辿った。

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 嶮とは山が高くけわしいことを意味するらしい。

不帰(かえらず)という文字のせいで、ただならぬ場所のイメージを与える。

 

 

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不帰ノ嶮に行くために猿倉に着いた。ここは白馬岳大雪渓に行くのに有名な場所。

着いたのが朝4時くらい。そして仮眠した。

最近は山登りの時はいつも1〜2時間の睡眠になってしまうが頑張るマヨジーだ。
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歩き出すが、あいにくの小雨だ。


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前回の滑落地点から少し手前の白馬鑓温泉小屋に着いたら、なんと便器が迎えてくれた。

どうやら白馬鑓温泉小屋は営業を終了し建物を解体してるようだ。


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有名な温泉だ。ここに入るために来る人も多い。

お風呂に入りますか?と言われたが工事関係者の前で粗末な裸を披露するのは恥ずかしかった。

そういえば、7月に来た時も工事していた。


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軒下で休憩させてもらった。


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今回は前回の反省を生かして、レトルトご飯そのまま食べシリーズの改善。カレー味のふりかけにしてみた。

おっと! フライドガーリックの鮮度保障日が切れているではないか!

なんだか愛おしい。

最近、鮮度保障日を過ぎた商品に自分を投影することが多くなってきた。

 

むむむ、ネガティブにならず美味しく食べよう。

 

さて、前回のレトルトご飯の話だが、笠ヶ岳に登る時に食べた。

この時はカレーチャーハンの素を使った。過熱して使う素をそのまま混ぜて食べたら美味しくなかったのでリベンジだ。

 

www.mayoji.com

 

オリーブオイルとふりかけとプライドガーリックを混ぜた。そう、ただ混ぜるだけ。電子レンジより短い。
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食べてみると、このふりかけはカレーの味より甘さが引き立ってる。

これじゃカレーじゃない・・

美味しく食べられると期待してただけに気落ちした。ネガティブにならず前に進もう!

 

少し上から白馬鑓温泉小屋
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また、来年同じように立てて、同じように解体するのだろう。

夏だけの宿泊施設だ。

 

そして滑落した核心部へ進むが、その場所がどこかわからない。雪渓が消えてとても歩きやすい道だ。どうやれば迷うのかすら感じてしまった。


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おそらくこのあたりだ。

滑落地点探しはやめて前に進もう。気分がハッキリしないまま歩き出した。

 

すると、絶景が待っていた。
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紅葉が美しい。ここに来るまでにデンマークから来たという二人にあった。彼らは白馬三山を歩いて来たという。

小屋から上ですれ違ったのはその男女だけだった。

こんなに美しいのに多くの人が来ないのはもったいない。


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見とれながら歩く。


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この赤はどうやって生み出すのだろう?

そして、稜線にあがり着いたのが天狗山荘。
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この小屋は1年前建物の一部が雪で倒壊したために泊まることはできないが売店など営業してた。

今は営業終了して冬にそなえて頑丈に戸締りされている。トイレすら入れない。


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小屋のすぐ下にテント場があるので張った。

誰もいない。


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さてレトルトご飯シリーズ、今回はマヨネーズご飯だ。


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ワイン(500ml)、豚汁(インスタント)、マヨネーズご飯が今夜の夕飯となる。

 

ご飯にマヨネーズとシーチキンとフライドガーリックを混ぜただけだが、やっぱりマヨネーズは最高だ!

カロリー豊富なのがいい。マヨネーズご飯をつまみにワインを飲んだ。

飲んだあと、眠くなって寝る。

 

夜は風と雨に見舞われる。
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その結果、結露だらけとなるテント内。シングルウォールの運命だ。

 

翌朝、目覚めたら頭が痛かった。

高山のせいか、寒さのせいか、ワインのせいかはわからない。

テントについた水滴は凍っていた。

バリバリと音を立てるテントを収納した。手がかじかみ痛い。


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日が昇る前に今回の核心部の不帰ノ嶮に向かって歩き出す。

すると頭痛は治った。何だったのだろう?


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日が昇り出して、気持ちも上がる。

さあ、不帰ノ嶮待ってろよ!


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朝日が当たる斜面は赤っぽい。


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紅葉に当たると見事に発色してる。


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いよいよ危険地帯突入だ。

まずは天狗の大下り。

稜線はギザギザ状になってるため下った後登りが待っている。

クサリや岩を頼りに必死に下った。


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下ってから天狗の大下りを見た。

過ぎてしまえば、美しい山だ。


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まずは一峰。

実は山と高原地図に危険箇所として示されてるのはこの先の二峰の手前だ。


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それらしくなって来た。


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垂直近い岩にクサリ。

だが、よく見ると手でつかむ場所や足を置く場所がある。ドキドキしてるのを悟られないように挑んだ。と言っても誰も見ていない。


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ここは高所恐怖症泣かせだ。

梯子から落ちたら大怪我かあるいは・・

 


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苦労しながら危険箇所を通過して二峰。

遊園地より楽しい。命がかかってるからだ。


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楽しんだ危険箇所は終わり唐松岳に着いた。

ここまでの区間は1人だけすれ違ったのみ。

不帰ノ嶮へのチャレンジは無事に終わった。

そして下山だ。


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八方へと下ると紅葉が美しい。


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その紅葉を見るために多くの人がいた。


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人が多すぎて夢の中から現実に直面した感じで戸惑う。

でも、ゴンドラやリフトを使ってから歩いて登って来た人は楽しそうだ。

 

来たかった不帰ノ嶮を歩き終えたマヨジーの心の中は満足感で充実していた。

 

おわり



 

通行止め登山道でビバーク⁉︎

こんにちはマヨジーです。

 

ヒルに血を吸われてから1週間以上過ぎ、吸われた箇所はさらに目立ってきた。

しかし、痒みは治まりつつある。

 

さて、今回も登山の話だ。

実は1人で南アルプス行こうとしていた。しかし、天気が悪そうだ。そんなところにHさんからのお誘い。

Mさんとテント泊登山に行くという。

そちらの方が天気が良さそうだと判断して彼女達に同行をお願いした。

 

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行った山は笠ヶ岳。

クリア谷から登り笠新道へ下山するコースだ。

 

雨は降ってないが雲の多い天気の中、朝の6時頃、クリア谷へと歩き出した。

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歩き出してすぐの橋を渡ると下に露天風呂だ!

丸見えじゃないか!

残念ながら、誰もいない。

 

この道は渡渉箇所が数回あるが、1つ目の渡渉箇所はテント泊の重い荷物だと少し辛い。

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ここさえ越えられればその後の渡渉箇所は大丈夫だと判断して、なんとか越えられた。

 

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この付近の岩山は縦に線が入ってカッコいい。


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秋も始まってる。


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笠ヶ岳までの途中の急登では台風21号の影響で登山道がふさがれてる。リボンを目印に乗り越えて行く。

この時点では、Hさんとは離れ離れになりMさんと先に進む。


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途中で昼食だ!

今回、山ごはんをレトルトご飯にしてみた。

テレビのニュースで、山の中の子供を救出したボランティアの小畠さんが、レトルトご飯に水をかけ梅をのせて食べてたのを見て、自分なりに改善した。

レトルトご飯を温めないままオリーブオイルとドライカレーの素とソーセージを混ぜた。


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簡単ドライカレーの出来上がり。

しかしドライカレーの素がイマイチ美味しくなかった。火で調理することを前提に作られた調味料なのだろう。

次回はふりかけを試してみよう。

自宅ではマヨネーズを混ぜて試して見たが、とても美味しく食べられた。

これは、火も水も使わないので震災時にも活躍するだろう。最後に生き残るのはマヨジーだ・・と自分のことばかり考えるのであった。


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これは雷鳥岩というらしい。

どう見ても雷鳥に見えない。


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最後の登りはガレ場で辛い。

この時点でHさんははるか後方にいることが判明。おそらく明るいうちに山頂に着くのは無理だろう。それはHさん本人も理解してる状態だった。

 

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必死に登るマヨジー。
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山頂に着いた。

(この写真は翌日登って撮ったものなので、奥に山が見える。)

 

 

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少し下りたところに笠ヶ岳山荘。

ここで、山荘の人と話をしてると、自分たちが通った登山道が通行止めであったことを知る。

(ネットで公開してる)

山荘の人も大木が倒れてた場所までは行ったが、その下の安全確認はできてなかったという。


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テント場に着きテントを張った。

すると雨が降り出してきた。

(この写真も翌日撮影)

 

☆それでは、ここからヘリテイジクロスオーバーの雨のリポートだ。☆

 

前回のリポートは下記参照

www.mayoji.com

 

前回は雨の降らない快適な状況での設営だったが、今回は夕方から降り出した雨は朝まで続き雨の日の使用状況だ。


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寝てから6時間過ぎた。

テントの外側に雨の粒が見えるが、内側は少しの水分が認められる。(天井部分)



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テント下部に水滴が垂れた跡がある。

ずっと雨の状況で、テント内は湿気はあるものの一般的なツェルトほど結露もなく安心して寝ることができた。

 

話をHさんに戻そう!

 

テント場に着いた頃、Hさんははるか後方にいた。

そして、途中でサバイバル用のエマージェンシーシートにくるまっているとの連絡を受ける。

登山開始の時、Hさんが持ってきたワインが重いからとマヨジーが持つことにした。

今、この緊迫した状況でHさんはワインを飲めないことを悔しがっていた。

雨も降り出してきた。その後、連絡は途絶える。

 

確か、Hさんの付近にはテントを張れるスペースは無いはずだ。この雨の中、エマージェンシーシートのみでは辛いはずだ。

心配しながら、Hさんのワインを飲み尽くした。

 

翌朝、4時過ぎに連絡を入れてみる。

すると返事が来た。

そして、明るくなる頃にMさんと共にHさんのいる方向に向かった。

きっと憔悴しきってるはずだと思い、2人のザックの荷物を軽くしてHさんの荷物を入れるスペースを作った。

 

向かう途中、昨日より雲が取れて槍ヶ岳から穂高への稜線がはっきりと見えた。

景色を楽しみながら歩いた。


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その後、2度めの笠ヶ岳登頂を済ませて、Hさんの方へと下る。


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しばらく歩いてHさんが登って来た。

ビバークした割には元気だ。

やっぱりテントは張れず、エマージェンシーシートのみで過ごしたそうだ。

会った後、Hさんの荷物を軽くして笠ヶ岳へと戻る。

3度めの笠ヶ岳登頂を済ませて小屋にたどり着いたのが9時近く。

 

本来の下山開始時刻から大きくずれてる。

Hさんはここで休憩することとし、Mさんと2人で下山を開始した。そして、2時頃に駐車場に着く。

一方、Hさんが下山したのは暗くなった後だった。

その知らせを聞いたのは、夜の10時頃。自分たちが家に着いた頃だ。

 

Hさんは自分たちより長い時間歩いて、自分たちより辛い夜を過ごしてた。でも「行けて良かった」と言ってる。

 

山の全てを楽しむHさんだった。

 

 

おわり