マヨジーが行く

マヨジーが行く

マヨネーズ好きのじいさんが体験したことをあれやこれやと記録します。

ヘリテイジ クロスオーバードームfとの半年間

こんにちはマヨジーです。

 

CDT(コンチネンタル・ディバイド・トレイル)を歩いた時のテントとして使ったヘリテイジ クロスオーバードームfについてのリポートだ。

 

砂漠、森の中、トレイルの脇など、いろんな場所で張ったが、ほぼ満足している。

 

だが、不満な部分もあるので、自分なりに感じたことをまとめた。

 

 

△△良かった点△△

①必要最小限の小ささ。

200cm(長さ)×75cm(幅)×95cm(高さ)は身長が172cmの自分には丁度ぴったりのサイズ。

もし、身体が180cmあったら頭と足がぶつかる。

それは壁面が斜めになってるからだ。

横幅はザックを脇に置くには狭い。ザックからスタッフバッグを取り出して並べることで、荷物を置いて寝ることが可能だ。

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もちろん、寝返りは制限されるが横を向いたり上を向いたりしながら寝た。

 

この狭さが張るときに場所を選ばない。

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森の中に張ったが、奥のテントは張り辛そうだった。

 

高さは座って頭が付くか付かないくらい(中央部分)

寒くなってから食事をテント内でしたが、特に問題は無かった。テント内で使ってはいけないガスコンロも使った。(その時は入口をオーブンにする)

 

②軽さ。

600g(ポールとテントとスタッフバッグ)は非常に軽い。CDTでテントを持ってる人はだいたい1kgくらいかそれ以上。600gより軽い人はトレッキングポールで立てるタイプの人やタープの人。

このクロスオーバーfでなく横幅100cmのクロスオーバーを選んだとしても700gという重さは軽い。

雨に濡れると重くなるが、気にするほど重くなるとは思えない。

このクロスオーバードームfにシートを追加してるから700gくらいの重量になってるかもしれない。

 

③設営が早い。

普通に立てて5分以上はかからない。

慣れてくると3分以内で立てて入ることができる。

それはフライシートのような余計なものが無いのと、2本のポールを通すだけで自立状態になるからだ。

ただ、風が強い時は注意が必要。

最初に二箇所ペグ打ちして固定しておかないと煽られて張り辛くなる。それは他のドームテントでも同じだ。

風が無い状態なら、4箇所のペグ打ちだけで大丈夫だ。たまにペグを使わない時もあった。

CDTでは少しくらいの風なら、入口を風下にしておけば問題は無かった。

 

④自立型であること。

トレッキングポール使うタイプとか、三角テントなどは土の上でないと張れないが、自立だと自由度が高い。

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こんなことが出来る。

このときは雨が降りそうだったので軒下に張らせてもらった。

ペグ打ち出来ない場所で張れる。

 

⑤小さくなるのと収納が楽。

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自分の場合はポールを仕舞った後、ポールを中心にして巻きつける。畳むと折り目がつきやすいから、この方法にしてる。

巻く場合は入口と反対側から巻かないと空気が溜まるので注意が必要。

空気を抜きながら巻きつける。

そして、テントシート(写真のオレンジ色)をさらに巻き
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ポールの長さと同じくらいの袋に入れる。

あっという間に収納が終わる。

このままザックの中に縦に入れる。

 

⑥色が自然に合う。

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そして、テント内のプライバシーも保てる。

 

⑦テント本体の生地が丈夫。

半年使って破れは無かった。ただ、地面に尖った物とかあるのは注意して使っていた。

大粒のヒョウが降ってきた時は心配したが問題なかった。

 

 

 

次は

▼▼悪かった点▼▼

①雨の日の結露。

このテントの外が濡れると蒸気が外に出にくくなるようだ。

なので、雨の日は必ず結露がひどかった。だから、夜中にテント内部をタオルで拭いたりした。

氷点下10度くらいに下がると結露でなく霜のようになるから、濡れる心配は無い。

触ると雪が降ったようになるだけだ。

 

 

②ペグ打ちする部分の弱さ。

ペグを打つ時に使う輪の部分は弱い。

強い風が吹く山では摩擦によってちぎれそうになる。なので、輪の内側に補強をした。

補強しなければ、CDTを歩いて1ヶ月以内にはちぎれていたと思う。

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補強した場所。

 

③ポールを通す部分の弱さ。

ポールを倒す布は軽量化のためだと思うが薄い。

なので何回も使うと写真のように穴が開いてしまう。
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ポールを倒す時に注意すれば問題ないだろうが、急いでテントを立てたいときに、ついつい穴を開けてしまった。

 

④下からの浸水。
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テントを張った時にシートを敷いていたが、最初は写真のようにテントより広きなシートだった。

この状態で雨が降ると、シートの上に降った雨がテント本体とシートの間に流れ込む。

生地の浸透圧はそれなりだが、人が上に乗ることで浸透圧以上の圧がかかり水分が生地を通ってくる。

なので、テントより大きいサイズのシートを使わない方がいい。

写真のシートはこの後カットして小さくした。

 

⑤寒い

ダブルウォールテントなら保温力があるだろうが、布一枚で外の冷気に触れるために寒い。

外が氷点下10度以下に下がった時にテント内のポリタンクの水が凍る。

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そして、霜が付く。

でも、外にいるよりは温かい。

ファイントラックのツェルトと比べれぼ温かいとは思う。

寒さ対策を何でするかを、ちゃんと考える必要はあると思う。

 

 

 

 

日本の山と環境が異なるCDT(コンチネンタル・ディバイド・トレイル)での使用に関しては満足している。狭さも寝てしまえば、どのテントに寝ても同じだと思う(笑)。

次回、このテントをCDTで使うかと問われれば、自信を持って「Yes!」と言うだろう。

 

 

おわり

CDT バックパックは素晴らしい相棒

こんにちはマヨジーです。

 

約4000kmのCDTのうち2700kmくらいを歩いて今年の冒険は終わった。

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振り返ってみると

暑さ、寒さ、疲れ、痛さ、喉の渇き、空腹、怖さ、不安、風、いろんな辛さがあるのがCDTだった。

一方、出会い、達成感、安らぎ、空気、生命感、いろんな感動があるのがCDTだった。

辛さも感動も含めて自分のこの身体で体験できた。

 

圧倒されるような満点の星の下でのキャンプ。

アスペンの木々が風にそよぎ、サラサラと音を立てた時の心地よさ。

砂漠の中の、ほんの小さな木陰での昼寝。

夜明けのオレンジ色に染まる時の気持ちの高揚感。

登りながら摘んで食べたブルーベリーの身に染みる甘さ。

喉の渇きの中歩いて、水の流れを聞いた時の嬉しさ。

牛に囲まれた時の恐怖。

 

表現できないくらい沢山の思い出ができた。

 

アメリカ、フランス、ドイツ、スペイン、オーストラリア、カナダ、その他の国も含めて多くの国から来ていた人たち。多くのハイカーはPCTATを歩いていた。

そんな人たちと話を出来たことも素晴らしい思い出だ。

 

自分なりに楽しむために、やったことがある。

出会ったCDTハイカーのトレイルネームをバックパックに書いてもらったことだ。

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多くのハイカーが気持ち良く名前を書いてくれた。

もし、書いてもらわないと、彼らの名前を聞いただけではわからないということもある。ちゃんとスペルを知りたいという意味もあった。

「Totoro!、私のザックにTotoroと書いて!」と言ってくれた人、「ザックの写真を撮らせて」と言ってくれた人もいた。

このザックのおかけで人とのつながりを持てた。

最初の頃に書いてもらった名前は薄くなってしまったが、宝物のようなザックになった。

もし、再度CDTに来ることがあったら、このバックパックと一緒に来ようと思う。

 

このバックパックは

Gossamer Gear のMariposaだ。

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最初の時の写真を見るとトトロの絵が鮮やかだった。疲れ切ったのは自分だけで無くて、バックパックも同じだったのだろうか?

ある時は椅子がわりになり、寒い時にはバックパックの中に足を入れて寝た。

ザックの中に入れた水の栓がゆるくて、水が滴り落ちてきたこともあった。

 

便利だったのはサイドのポケットが左右非対称で、片側には浅いのが二つ、もう一方は深いポケットだ。

この深いポケットにはトレッキングポールを入れたり、雨に濡れたテントを入れたりできる。

浅い方には雨具など、天気の変化に対応して、着たり脱いだりするもの。

あるいは手袋などを入れておいた。

防寒着を脱いだら、トトロの絵が描かれた後ろのポケットに入れて置く。このポケットはかなり伸縮して容量がある。

ベルトに付いたポケットには行動食やサングラスや虫除けを入れておいた。

 

 

ウルトラライトなバックパックは500gくらいのもあるが、このバックパックは約1kgある。

しかし、背中にアルミのフレームはいっていて、腰のベルトもしっかりしているタイプの中では軽いだろう。

重い時には20kgくらいを背負ってる。

日本の山岳には合わないかもしれないが、お気に入りのバックパックになった。

 

 

 

好きな言葉で

「Hike your own hike !」という言葉がある。

 

今回の旅で自分なりのハイキングはできただろうかと自問する。

 

答えは出ない。

だから自分に言う。

「Hike with your backpack again !」

 

 

 

おわり

ロスアンゼルス ワッツ地区の塔

こんにちはマヨジーです。

 

 

ロスアンゼルスにあるワッツ地区に行った。

ワッツ地区は1965年に起きたワッツ暴動の地区として有名だ。

住民のほとんどが黒人のスラム街で起きた事件で6日間で34人が死亡、負傷者1000人以上になったそうだ。(Wikipediaより)

犯罪の多い地域らしい。

 

そんなワッツ地区には1人のイタリアからの移民が、自分の土地にコツコツと立てたタワーがある。

その名もワッツタワー。

建てたのはサイモン・ロディア

1921年から1954年まで彼はひとりで塔の建設をした。14本の塔を建てて、そのうちの一つは約30mと言う高さだ。

 

そんなタワーを見たくて向かってみた。

車が無いからバスを使う。

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ロスアンゼルスは多くのバスが運行してるが、乗ったのはメトロバス。メトロカードを購入しておいたので、Suicaのように使用できる。

安いから貧困層には助かるバスだ。

 

ワッツ地区に近くなるに従って、ヘッドホンで音楽を聴かずに、スピーカーから直接音を出してる人の存在が多くなった。そんな人の1人がバスに乗ってきた。

バスの中にはBGMが流れ出す。

 

しばらくするとワッツ地区のバス停に着いた。

大きな通りから路地に向かう。

そして歩き出すと壁に描かれた絵が目を引く。

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犯罪の多い地区なのかどうかはわからないが、単なる文字の落書きとは違うから、雰囲気は悪くない。

 

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タワーのある一角に入った。

壁に描かれた絵が印象的。ゼブラの模様がアフリカ的な感じだ。

 

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アートセンターの壁はサイモン・ロディアの造形物を真似したのだろう。

色とりどりのタイルが貼り付けられている。


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何かを言いそうな壁の絵。


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この像はサイモン・ロディア。

背はそれほど高くなかったらしい。

YouTubeでドキュメンタリー動画を見たが、人の良さそうなイタリア人だ。小さな身体で自分の塔に登るシーンも見られた。


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残念ながら、高い塔は修復のために覆われていた。

見たかったが仕方がない。

ちなみに覆われていたせいかわからないが、他に見学に来てる人はいなかった。危険な地域というのもあるのかもしれない。


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小さい方の塔と造形物は見ることができた。

壁の模様は拾い集めたビンやタイルなどを貼り付けて作ったらしい。


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何の建築技術も持たずに、コツコツと作り上げた彼は1954年にこの地を去り、2度と戻ってくることは無かった。

そんな彼が亡くなったのが1965年7月16日。

その後、約3週間後の8月11日から暴動が起きている。

 

塔は不法建築の為、壊されることになりそうだったが、多くの人の努力で維持された。


彼がこの塔を建てた理由ははっきりしてないらしい。

「何か大きなことをやるべきだと思った」と言ってた彼の行動に興味を持った。

それは塔を見れば感じることができたのだろうか?

彼の目的は何だったのだろう。

 

何かの行動に理由を求めることより、彼が夢中になって物を作っていたと言うことが大切なことなのかもしれない。

ここで、塔づくりをしていた時間こそが彼の活きた人生だったのかもしれない。

 

おわり

 

CDT 出会いと別れ

こんにちはマヨジーです。

 

Cubaで歩き終えた後、向かったのはアルバカーキだった。正確にはアルバカーキの隣のReo Ranchoだ。

ここに、トレイルの途中で会って気になってた人が住んでいる。

WingoというトレイルネームのCDTハイカーだ。

彼はすでにAT(アパラチアン・トレイル)を歩き、PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)を歩いている。

彼とはメールを交換していて、Cubaに着いたら連絡をくれるようにとメールをもらっていた。

 

出会ってのはイエロー・ストーン国立公園に入る直前だ。

 

彼が前を歩いていて、追いついた後、追い越されたりしながら同じテントサイトに泊まった。

 

その時の様子は下のブログになる。

 

www.mayoji.com

 

メールのやり取りで、彼が全て歩きおわり、トリプルクラウンを達成したと知る。

トリプルクラウンとはAT、PCT、CDTの全てを歩き終えた人に与えられる栄冠だ。

全てを歩くと1万マイルを越えるだろう。16000km以上だ。

 

驚くのは彼の年齢だ。

72歳の年齢での達成になる。

1年以内に1つのトレイルを歩き通すのはスルー・ハイカーだが、CDTについては一度に歩き切らずに、数年にわたって歩いた。

ゆっくりだが、確実に・・

 

そんな彼と話をしたくて連絡を取った。

彼は受け入れてくれて、自分はCubaから向かうことになった。

 

向かったのはCubaまでの歩きを終えた翌日の11月1日(金)。

彼が教えてくれたとおり、午後の3時半のCuba発バスに乗った。

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このバスは1ドルだけで乗れる。

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1時間走り、次のバスに乗り換える、そして、さらに40分位走り、スカイレイルという駅で降りると彼は待っててくれた。合計2ドルだけで移動できた。

 

ひさびさの対面に嬉しくなった。

彼の車で彼の家に向かう。

この家には2泊お世話になる。

 

 

彼との話は尽きない。

同じトレイルを歩いた記憶が広がる。

彼の歩きに対する意欲や維持の仕方にも興味があり、2日間の滞在で接することができて聞くことができたのは素晴らしい体験になった。

 

彼は62歳にATを歩くのだが、それまでの彼の人生に欠かすことができないのが彼の母の存在だ。

彼の父は50代で亡くなってるが、彼の母は90歳以上生きることができた。

ただ、亡くなる数年前には車椅子の生活になる。

そんな母を彼は自分の家に受け入れた。

彼は1人で暮らしていたが、その後は母との生活に専念する。

 

なんと、彼は母の車椅子を押してランニングする。

彼の母は車椅子を押す息子をさらに早くと鼓舞する。

 

彼と母の走った距離は数千マイルに達したそうだ。

走っていると彼の母は元気に散歩してる人などに笑顔で挨拶する。そんな幸せな母を押す彼も楽しく走る。

 

彼のフィジカルな強さと精神的な強さは、そんな関係から生まれてのかもしれない。

 

そんな彼の冷蔵庫内を見せてもらった。

中には冷凍の野菜。ブルーベリー、など質素なものだけ。後は穀物や豆の在庫とオートミール、オリーブオイル。

飲んでるのはグリーンティー。

おそらく、普通のアメリカ人の食生活からはかけ離れて健康的だ。

 

ロングトレイルはまず62歳でAT(アパラチアン・トレイル)を歩く。この年齢でロングトレイルの世界に入り、そして挑戦が続いた。

 

実は、彼のチャレンジの様子は本になっている。

彼は本名のJim Hillという名前で本を書いた。

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この本はペーパーパックとしてもあるが、おそらく日本では手に入れられないかもしれない。

しかし、Kindleを持っていれば購入して読むことが可能だ。

だから、日本に帰ったら購入して読もうと思う。

 

彼とは困難だった場所や水場の話など、トレイルの話で盛り上がったが、それ以外にも彼の家族の話やアルバカーキの街についての話など聞くことができた。

 

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短い時間だが、彼と散歩もした。彼の住む場所は高台にあり、近くの公園からは素晴らしい景色を見ることができた。

人と時間を共有するには、大変な事もあるだろうが、彼と共有した時間は、CDTを歩いた後の自分に元気をくれて、幸福そのものだった。

 

そんな彼とアルバカーキのオールドタウン観光をした後、別れる時が来た。

 

彼は翌日からCDTの一部を歩く、納得できない区間の45マイルを歩きに行くという。

車から出て握手をして別れたマヨジーはAmtrakに乗る。

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彼は常に将来に向けて歩く。互いに方向を決めて進む。

出会いと別れは、楽しくて寂しくもあるが人生を豊かにしてくれる。

彼から学んだことは大きい。

 

また、戻って来たい場所が出来た。

 

おわり

 

Cubaの図書館で東京オリンピックの時代を見る。

こんにちはマヨジーです。

 

CDTを歩くのをやめてから、ニューメキシコのCubaの街で図書館に入りのんびりした。

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そこで見たThe National  Geographicの品揃えにびっくりする。

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なんと自分の誕生した月のものがあった。

1957年4月号。

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書かれてる内容は今と変わらず、海外の地理的特集記事や動物を扱った記事などがある。

この背表紙は単に年月表示と「THE NATIONL GEOGRAPHIC MAGAZINE」になっている。

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その背表紙に変化があったのが1960年からだとわかる。特集記事の内容が表示されだした。

 

そして1964年の10月の特集記事の中に東京オリンピックに関連して、東京が紹介されている。

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Tokyo ,The Peaceful Explosion


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東京についての説明の下り。


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それを顕著に表す日常の写真。

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このページで書かれてるとおり、100円の価値がアメリカドルで28セントの時代の話だ。だから、アメリカが日本から安く物を買えた時代。


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母親達が外出する時もエプロンをつけてたのを思い出す。


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これはモデルの衣装よりも見てる人達の衣装に目を奪われる。見てる人たちも着飾って来てたのだろう。


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当時の道路の混雑ぶりと今は変わらないが、走ってる車と積んでる荷物が興味深い。箱根登山鉄道のバスがこんな混雑するところを走ってる。

 

こんな時代に東京オリンピックは開催された。

新しい東京オリンピックを通して海外の人は日本をどう捉えるのだろう?

今も昔も変わらず、ゴチャゴチャ感が東京の特徴なのかも知れない。

 

 

ちなみに、この図書館にあった古いNational  Geographic
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1929年の12月号だ。

 

誰にでも手にとって見れる図書館には、タイムマシンのように過去の世界の地理的冒険を感じるスペースがあった。

 

おわり

CDT 140〜142日目 今年のCDTを終える。

こんにちはマヨジーです。

 

Chamaで3日も休養をとってしまった。

でも、おかげで左足のカカトは痛みを感じなくなった。傷薬をぬって、カットバンで塞いでいたのが良かったようだ。

 

10月29日(火)

 

暗い街をバス停まで歩く。まだ朝の5時少し過ぎ。天気予報だとChamaは最低気温が氷点下10度以下になってる。ぬくぬくしたモーテルから極寒の地へ出た感じだ。

まだ暗いこの時間に、本当にバスは走ってるのだろうか?

しかし、待っていると自転車でやってきた人がいた。彼も同じバスに乗ると知って安心した。

その後、もう1人が加わって合計3人。

 

来たバスは誰も乗っていなかった。

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だから、運転手と3人だけ。

 

スペイン語を話してる2人は別の街へと向かうので、自分だけGhost Ranchで降りた。所要時間は1時間。

途中のバス停は何箇所もあったが、乗る人は皆無。

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バスは闇へと消えていった。

 

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前回の最終地点、Ghost Ranchの入口。

今日はここから頑張ろう!

 

しばらくはヘッドライトをつけて道路歩きをした。

ヘッドライトを点けていても、車が来ると怖い。

 

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やがて明るくなって風景が見えてきた。

山肌に地層が現れてる。これぞニューメキシコと感じる。

 

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一般の舗装路からダート道路に入る。

 

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しばらくするとSanta Fe National Parkに入った。

 

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おや、道路を塞ぐ牛の存在が見えた。

どうか、退いてくれますように!

とお願いしながら歩いたら、脇の原っぱに避けてくれた。願いは通じるもんだ。

 

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色の違う層がはっきり見える土手。混ぜたくなるのを我慢する。

 

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進行方向の左側には大きな川だ。

 

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そして、トイレがあった。キャンプできそうだ。

 

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川にアクセスできる場所らしい。

 

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この川にかかってる橋が見えた。ここを進む。

この後、少し食べてからまた歩き出した。

 

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川を渡って南に歩いた。

この頃には日差しが暖かくなってくる。

 

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岩山が美しい。

景色を見ながらどんどん進む。

 

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これは真っ直ぐがトレイルで、左から右へと水が流れて削られた場所。

 

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砂漠で大雨が降ると逃げ場を失った水が大量に流れ洪水のようになる。その為、削られた場所は深くえぐれている。

 

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何故か綺麗なCDTマーク。

今年付けられたのかな?

 

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上り斜面で雪が残ってる。

昨日の雪のようだ。 

この辺りから足首が痛くなる。

長い距離を歩くと負担がかかるようだ。

 

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掲示板に貼ってあったポスター。

過去の歴史を残そうというものらしい。

 

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日当たり良い場所で休むが風が冷たい。

でも、休まないと足首がキツい。

 

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目標としてた水場に着いたのは3時半くらい。

大きなタイヤが使われてる。パイプからの水が綺麗だ。2リットル持つ。

この後、泊まろうと思ってる場所へと向かう。

 

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泊まろうと思ってたシェルターに着く。

 

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この状態なら、寒さが減るかな?

テントの下には落ち葉をひいた。

 

今日の距離:21.6マイル(34.6km)

 

10月30日(水)

 

夜は屋根があったおかげで寒さが減った気がする。

屋根は大切だ。

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歩き出しは暗かったが、やがて明るくなってきた。

しかし、寒い!

 

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日差しが出てきて休もうとしたが、寒すぎて荷物を下ろしただけで、また背負う。

歩かないと寒い。歩いても温まらない。

しかも足首が痛くて早く歩けない。

 

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道路に出た。

ただ渡るだけだが、何台か車が通ったところを見ると、需要がある道路らしい。

 

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道路を渡ったところにトレイルは続く。

この牛が通らないように工夫された木組みは、開け閉めしなくていいから楽。人は通れるが、四つ足の大きな牛は無理らしい。

 

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やっと見つけた、風除けになる岩の休憩場所。

ここで、昼に早いが食事する。

 

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ここに来るまでにザックの中で凍り出した水と飲料のペットボトルを溶かすが溶けない。

 

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手袋は二重にした。

 

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水場。この先のことを考えて補給。

 

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標高が上がるにつれ雪が深くなる。

 

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雪が深くなることを心配したのと、足首の痛さで今日は歩かないことを決定。

そして、Cubaの町までで自分のCDTを終わらせることを決めた。

足首については、ずっと痛かったが、歩けば治るかと思っていた。しかし、中々良くはならない。

日本に帰って、ちゃんと病院に行こうと思う。

 

今夜も寒そうなので、テントサイトに落ち葉を敷く。少しは違うかな?

 

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寒いので、すぐにテントの中に。

 

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サロンパスはアメリカでも良く売っている。

 

今日の距離:11.6マイル(18.6km)

 

10月31日(木)

 

夜は寒かった。毎回、寒さが深まる気がする。

テント内は霜だらけ。

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ガスコンロの火力が寒さで弱すぎる。

 

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歩くトレイルは雪が積もってた。

 

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トレランシューズで、しかも防水で無い。

でも何故か靴の中は濡れてない。


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会いたく無いヤツの足跡。


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やっぱり凍るボトルホルダーの水。


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途中からチェーンスパイクをはめてみたら、蹴るときに滑らなくていい。

朝から装着しておけば良かった。


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分岐でどちらに行くか?と見ると。


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CDTが付け加えられてた。


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ここは水場だが、カチカチの凍り。上に乗っても大丈夫。


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他の水場も凍ってた。標高3000m以上だと水は流れていない。


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トレイルに凍った場所。

渡渉より怖い。


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まただ!

この後も数カ所あった。


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だいぶ下ってきた。


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そして、道路歩きが続く。

ここが足首に辛かった。


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一般道路に出て、モーテルに向かった。

 

今日の距離:21マイル(33.6km)

4000kmに及ぶ全てを歩けなかったが、充実した日を過ごせた。今は気が抜けた感じだ。

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Cubaの街で今年のCDTは終わった。

 

おわり

CDT 137〜139日目 Chamaで休養

こんにちはマヨジーです。

 

カカトの痛みと足首の痛みを抱えてるマヨジーは2日間の休養をChamaの街で取ることにした。

(天気が悪くて結果的に3日間)

 

10月26日(土)〜28日(月)

 

足の痛さがあるので、出来るだけ歩かないようにした。

トレイルでは少しくらい痛くても我慢しながら前に進むことができるが、不思議なもので街に来ると、痛みを余計に感じる。

だから、近くのスーパーに行くのも億劫になった。

 

でも、前回食べて美味しかったメキシコ料理のレストランに行こうと頑張って歩いた。

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ところが着いてみると、店は営業してなくてガッカリ。

アメリカのレストランは一見すると営業してるのかどうかわかりづらい。

この店は特に倉庫のような中にあるから、全然わからない。

入口に立ったら営業してない事がわかった。

 

これは節約をせよ!という事だと思い、モーテルの近くのスーパーで買ったもので済ませる。

 

写真に残したものだけ紹介。

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右はミートローフが温かい状態で売ってたもの。いわゆる惣菜。5ドルくらいだった。

肉だけだと偏るので、ほうれん草とマヨネーズを購入。ワインは含めないで10ドルくらい。

(ちなみにワインは3日間で1本を飲んだ。8ドルくらいのカベルネ・ソーヴィニヨン)


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冷凍食品のチキンライス。あまり美味しくは無いが安くて量を食べて満腹になる。


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これは朝食。パンにチーズとハムを挟んで残ったほうれん草をのせて食べた。このほうれん草は生で美味しかった。そもそも、アメリカの野菜は淡白な感じがする。野菜そのものの味の濃さは日本の方があると思う。

コーヒーはモーテル常備のもの。

 

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冷食のパスタ。ガーリックテイスト。あまり美味しくない。

日本の冷凍食品が食べたい。

この黒いお皿はミートローフの入ってた皿をずっと使った。

 

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これは高いが(5ドルくらい)、味がごませんべいに近い。おやつとして購入。

 

栄養バランスを考えて、トマトジュースを大きなボトルで購入して飲んだりもした。(飲料は大きなサイズで買った方が必ず安い気がする)

とにかくレストランで食べると高いし、その高い価格にチップをのせなくてはならない。比較すると、日本の外食は頑張ってると感じるし、チップが無くていい。

 

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ちなみにトレイルに戻るにはこの青いバスに乗る予定。無料なのがいい!

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全部で4台あるようだ。

何故、無料なのかはわからない。

他の街で無料バスがある場合は観光として使われるような気がするが、このバスは土日に走らない。ちゃんと週休2日制をとってる。

 

このバスで前回の歩き終えたGhost Ranchの入口まで行く。

次の目的地の街はCubaだ。60マイルくらいだから、3〜4日で着くはずだ。

大きくない街だが、観光地では無いのでモーテルは安そうだ。

 

ただ、問題が起きている。

スマホに入れてあるアプリのGuthookの地図がちゃんと表示されなくなったのだ。

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特に重要な水場のコメントを見る事ができない。

水場のコメントに限らず、全てのコメントがダメ。

Guthookのアプリに問題があるようだ。

 

 

さて・・

月曜日の朝にトレイルに戻ろうと起きて見ると、風がすごかった。そして、雪。

カカトの痛さ、アプリの不具合も考えてトレイルに戻るのを1日伸ばした。

 

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日中はザックの補修に精を出した。

けっこう頑張ってくれている。

 

補修をしてる間にアプリの不具合の原因がわかった。

iosのダークモードにGuthookのアプリが対応出来なかったらしい。なので、iPhoneのダークモードを普通のモードに戻してみた。

設定→画面表示と明るさ→外観モード を変更すれば良かった。

するとコメントが表示されるようになった。

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このコメントが大切。水場は常に変化してるから、最新のコメントが必要。

無闇に多くの水を持たなくて済む。

 

明日(10/29)は晴れそうだ。

 

 

 

おわり